惑う事に惑わない

ハーイ!実に3ヶ月ぶり、いやたった3ヶ月ぶりに日記を書きます。この3ヶ月何してたかっていうとまあ、所属会社にほとほと不満を持ったり、いつになく仕事をする贔屓を観に実に2年ぶり!に飛行機に乗ったり、歯槽膿漏が知らないうちにひどく悪化していてついに実家近くのやさしい歯医者さんから「決断しなきゃいけないね、抜くの」と言われたり、セカンドオピニオンで今の住居からそこそこ便利な歯周病認定医のところに行ったらその場で「じゃあ、あと10分はお時間ありますから、抜きましょっか。乳歯の奥歯みたいな感じで抜けますから」と軽く言われたり、まあそんな風でした。

でも、腫れたから余計ぐらぐらしてるだけで、私の右の奥歯、まだ噛めるんだけど…。というわけで結局放置している自分の歯。夏休み明けには、懲りずにサードオピニオンを自分の最寄駅で取ろうかと思っています。乳歯抜くくらい簡単なら、別にいいじゃん、片道交通費400円もかかる所で抜かなくたってさ。


この年齢になると健康の事ばかりでいやになりますが、この夏は母が出産以外で人生初となる入院と手術を経験しました。入院前、「ママこの10年、なーーーんにも好きな事できてない!どこも旅行もできてないし、まだ死ねない!」と観劇のために遠征して来ている大阪・阪急インターナショナルホテルの高層階のレストランで言われたときには、さすがにビビりましたけど。いや、あんたの意向で一緒に遠征に来てますやん。そんな母の手術結果に関しては、切除した腫瘍の分析結果待ちです。悪性でも年齢的に致し方ないとは思いますが、何とか早期にきちんと問題の部位が切除できていることを祈るばかりです。何故なら9月にも東京で彼女の贔屓の舞台というかコンサートがあるから。


ああ、大事な事を忘れていた。ついに自分の年齢が大台に乗りました。35才にはなくなると言われ続けた歯も、とりあえずはまだ意地で残っている状態です。この日記を書き始めた頃の私が何と若かったことか、思い出すと気が遠くなるほど甘酸っぱいのですが、いっこうに進歩がない気もする。
孔子はかつて、この年になれば惑わなくなると言ったようですが、何かにつけ惑いっぱなしであるという事実には惑わない、といさぎよく諦める日々を送って行きたいと思っております。