チケット貧乏(その後・割高チケットについて)

前回の続き、というか経過報告。


サポ村の仮申込みまでしたのですが、結局コロンビア戦に行くのはやめました。代わりに検討中なのは、割増価格でなら何とか手配できそうなイングランド×ウルグアイ戦。だってなんか、すごーくワールドカップな組み合わせじゃないですか!観たい観たい、フォルランひとりならオットの実家(大阪・ミナミ)からすぐの場所にある長居スタジアムで観られる今年だけど、「サッカー発祥の国」と「ワールドカップ初代王者、兼、現時点での南米選手権優勝国」の対戦だもの、なんかこう、重みを感じる組み合わせじゃないですか。


ユーミンの還暦ツアーは、某合法チケットサイトから多少の割増価格で、座席もよくわからないままさっさと押さえました。私、基本的に複数回同じものを観る事はしないほうなので、ファンクラブって入らないんですよね。その年会費を考えたら想定の範囲内の値段かな、という程度なので、あとは少しでもいい席であることを祈ろう。楽しみー。



そして宝塚です。やったー、阪急交通社のバスツアーが当たったよー。端っこではない9〜13列目、というプランなので、『ロミジュリ』やら『風去り』やらの時、10列目端っこくらいの席をほぼ似たような値段でヤ●オクで落としたことを思うと、すごーくお得な感じ。だって名古屋から宝塚までのバスとお弁当とポストカードもついてくるんだよ!
しかし、一緒に申し込んだフリーチケットプランの結果はまだ来ていないのでもしかしたらハズれたのかも。手数料を1枚当たり2,200円もボッタくるからそんなに激戦じゃないと思ったのになあ…大好きな東京宝塚劇場じゃなくて人口少なく座席数は多いはずな宝塚市のほうだし…しかし阪急交通社の宝塚プランは、モノによってはものすごく割高な価格設定で驚きます。バスツアーだって、もう少しいい席のプランだと一気に10,000円くらい跳ね上がるんだぜ!チケット代は3,000円くらいしか変わらないのに!
ちなみに今回申し込んだ公演はダブルキャストで、名古屋発のバスツアーも2回組まれているのですが、なぜか私が申し込まなかった方の日程のほうが500円高い。私が申し込んだ方の日程がGW中で繁忙期であるにもかかわらず。実際、「ホテル付プラン」というほうだと明らかにGWのほうが割高設定になっているのに、何だろうこの差…実勢価格はけっこう差、あるんじゃない? …と気になってちょっとあれこれ調べたのですが、どうやらGW明けの日程のキャストだと、名古屋出身の役者さんによりいい役がついている模様。地元人気を当て込んでの価格設定か…? まあでも確かに、圧倒的に関西か首都圏出身のタカラジェンヌさんが多い中、名古屋のよく知った名前の高校出身とか見ると思わず応援したくなっちゃう気もわからなくはないのですが(ちなみにそのタカラジェンヌさんの出身校は、所在地が私の実家に比較的近かった)。


…と割高チケットについてあれこれ書いてきましたが、いちばんエグいのはグループ企業によるオフィシャルな観劇ツアーだという今回の話でした。ねえ、宝塚歌劇団って阪急グループの経営だったよね、確か…。思わず年末騒がれてた食品偽装問題を思い出してしまったよ、あれもそもそもは阪急グループのホテルから始まった話だったような…まあこちらは、とりあえずチケットは本物だと思うんだけどさー。


それにしても、ここまで本気で宝塚『ベルばら』のチケ取りするとは。私、宝塚はぜんぜんお呼びじゃなかったけどマンガの『ベルばら』は結構というかかなり好きで、むしろ今住んでいる街に来たばかりのころ、外務省絡みの日本の財団がやってる交流協会の日本の書籍を含む図書館へひとりで足を運んで(何しろ死ぬほど暇だったので)でも大して読みたいものもなかったからひさしぶりに『ベルばら』なんか再読して時間を潰してたくらいなんです。「あー、ここがフランスだったらなー、ちょっと電車乗ってヴェルサイユとか行って、ツアーだと入れない人数限定の場所とか入れるのになー。こうも治安が悪くて鉄道網が発達してないとそんな事も出来やしないよ!しかも、同じラテン語圏かと思いきや、結構ここの言葉とフランス語って全然違うしさー」と孤独に落ち込んでいたのはまだ記憶に新しい。ほんの2年前だもの。それがこうなろうとは、人生どこで何がどうなるかわからないものです。