自信喪失系

うちの猫(メス、推定年齢9才、一昨年うちの裏庭に紛れ込んで野良猫より昇格、前にもどこかで飼われていたようで当初より避妊手術済)はトイレトレーニングに失敗した猫、かつうちで飼い始めてからの矯正も失敗した猫なので、トイレでのオシッコができません。このため、オシッコがしたくなると屋外に出たがります。家族全員が深い眠りについていたり留守をしていたりした場合、間違っても玄関の土間にある猫トイレ(ごくたまに奇跡的にここで用を足してくれることも)でオシッコをすることなく、情け容赦なく適当な布団にオシッコをします。両親は加齢のせいもありあまり鼻が利かないので平気なようです。
ほか、年齢的に胃腸が弱りつつあるのか、頻繁に食べたものを戻します。


今、うちは両親とも介護でお互いの実家を行ったり来たりしているので、私が最も家にいる時間が長いというかむしろ留守番している代わりに置いてもらっている状態なんですが、さしあたってこの数日の動向だけでも。

一週間前:普通に戻したものを処理。これは生理現象の一環だと言われているため問題なし
5日前:私と母は外出。父が家を出る際に猫用の出入り口を開け忘れたため、コタツ布団でオシッコをする
一昨日:「トイレへ行ったついでに若いメスの野良猫を追いかける→運動してガツガツ食べる→戻す→お腹がからっぽになったのでガツガツ食べる→戻す」の魔のコンボ
今日:朝起きたらほんの数日前にコインランドリーで洗濯したばかりのコタツ布団からまたしてもオシッコの匂い。父がリビングのコタツで寝ていたので、起こそうとして漏らしてしまったのだろうか。

全て発覚時に自宅にいたのは私ひとりだったので、処理も私がします。報告がてら思わず母に愚痴ると「そんなことでヒーヒー言ってたらあんた、あんたが赤ちゃんの頃なんてこの3倍は手がかかったわよ!この先どうするの!」「ママは毎日おばあちゃんのシモの世話もしてるんだから、そんなの何とも思わないわよ!」と怒鳴られる(母も介護疲れで相当参っている)か、もしくは「いい練習になるわ。あんたも実際にそうなれば、自分の子どもは可愛いし、親には世話になったなって思えるし、何とかできるものよ」とやさしくいなされるのですが、なんかそう言われてしまうと…


この先の人生、自信がなくなります。子どもを産み育てるのも、年老いた両親を介護するのも。前者はともかく後者は今まで散々お世話になって来ているため不可避だし仕方ないと諦めきれるけれど(私もオットも一人っ子のため、さらにオットの両親までついてくる可能性も高い)、子どもはなあ。赤ちゃんのいる友人のおうちに遊びに行くと大抵オシッコやウンチを漏らして部屋中に匂いが充満する場面に出くわすんだけど、私自身とその子供がそうなったとき、皆みたいに「あらあらら、ウンチしたねぇ〜」とニコニコしながら処理できる自信が私にはまったくない。少なくとも猫に対しては、思いっきり泣きそうな顔で睨みつけながら処理してるんだけど。あと、別に私、うちの猫の事も可愛いっていつもは思ってるんだけど。


まあ、妊娠しにくいホルモンバランスって数年前に言われてるから、そこから自分の体質が変わっていない限りは、ムダな心配かもしれないわけですが。