じっこけんおー

キレる人、というのが嫌いなので、自分でもできるだけキレないように心がけています。ものすごく理不尽で嫌なことがあっても、とりあえず落ち着いて。それぞれの立場を考えて。そうすれば色々見えてくるから、とりあえず勝手に納得できてくることも多いし。
それでも私は本来どちらかと言うとキレやすい性質なのか、年に1回はそんな事が起きてしまうわけです。去年は8月、それはロシア・ペトロザヴォーツクのキジ島行きの観光船乗り場で。日本のエージェントにしっかりお金を払い込んでバウチャーを取って、かつ現地の英語ガイドの女の子に「あれに乗ればいい」と指示されていた船が動かなかった時。たらいまわしにされた挙句「明日の船にしてくれ」って言われたのね。ガイド嬢は帰っちゃったしその日の夜行でモスクワまで行かなきゃいけなかったし…最終的には泣き脅して無理矢理乗ったんだけどさ。
でもって今年は早くも起きてしまったわけです。ネタは12月以降親知らずを抜くために通っていた歯医者。急性の腫れが取れてからも「その方が抜いた時腫れにくい」という説明の元、やれ歯石取りとか歯垢の溜まり具合チェックとか色々やらされて何度も通ってたんだけど、いざそれらが完了した途端、
「moeringalさんの歯は、レントゲンで見る限り、顎の骨に被さって生えている可能性があるので危険な可能性があります。大学病院を紹介するのでそこへ行って頂きたいんですが」 と来た。
いや、キレたね。わざわざ交通費出して、受付嬢から高飛車に薦められるがままにフレックス早退までして死ぬ気で17時45分に栄まで駆けつけてたのに、挙句にこれかよ。っていうか初診でレントゲンとか撮った時点でそう言ってよ。しかも一回途中で、「こちらで抜いて頂けるんですよね?」「大丈夫です」って会話もしたよね? 紹介先の愛知学院大学歯学部病院なら定期券の範囲だし、歯と歯茎の掃除だけだったら家の近所にある夜21時INまで受け付けてくれる歯医者でやったっちゅーねん!! 時間と交通費返せ!!!
…と騒いでみたものの、昔は一人で取り仕切っていた院長はその日も不在、愛知学院インターン学生みたいなお兄ちゃんが一人でおろおろするだけなのであった。中学校の校医やら客員教授やら、最近の院長の進出具合はめざましいようだけど、お金儲けはいい加減にしてよね、もう。せめてインフォームドコンセントはもっと早い時期に実施して欲しい。
結局その歯医者で抜けるのか抜けないのかは月曜に院長所見をFAXしてもらうことになったんだけど、ホント勘弁して欲しい。もし大学病院送りになっちゃったら、万障繰り合わせて予定をあわせてた来週、抜けなくなっちゃうじゃないですか(来週逃がすとまた当分抜けないんだけど…)。そしてさらに、そこで散々(冷静でにこやかな口調で)キレて責め立ててた自分に対して、あとから強力な自己嫌悪に襲われるのがもっと嫌なんだ。っていうか今はそういうわけで自己嫌悪のさなかです。あーやだやだ。


【おでん 鈴】  錦3の地下、高級おされ和食「SORA(宙)」のサテライト的に、同じ地下空間にぽっかり浮かぶおでんや。おでんは流石に美味い。特に大根。そしておでん以外もなかなか美味しい。やや高いせいか、客層はT通商とか商社のおっさん4人組とかが多いんだけど、店構えは庶民を気取りつつそれなりにおしゃれ。M物産系の某子会社は、ここで25人くらいの貸切宴会とかしたらしい。
http://www.bar-and-restaurant.com/nagoya/detail.php?id=S04953