アリベデルチ・エウローパ! 〜ドイツ・イタリア旅行記(6)

moeringal2006-05-03

今回の旅で印象に残った人々。

① アルメニアさん … ノイシュバンシュタインで一緒に記念撮影をしたいと言ってきたアルメニア人のお兄さん2名。グレーの垢抜けないスーツ素朴で可愛い感じでした。でも英語ペラペラだったし、きっと国ではエリートの社用族か官僚かなんかなんだろうなあ。
② hlx.comのミュンヘン空港グラウンドスタッフ … ミュンヘン-ナポリを約1万円(燃油サーチャージ出入国政府税、空港使用税含む)で結ぶ激安航空会社地上職のお兄さん。推定130人強のチェックインと搭乗手続きを短時間の間に一人でこなす事務処理能力と集中力はやっぱりスゴい。
③ ナポリ市営バス・ヴォーメロの丘近辺の路線の運転手 … 南イタリアン根性丸出しのぐーたら兄さん。よかったねえ仕事サボれて!(怒)もはやいう事は何もなし。
④ うちの父 … 朝7時半になると「俺の出動時間だ!」と言って朝食ビュッフェに前乗りするのをはじめ、印象的な行動が多かった今回の同行者。ナポリで買った偽アルマーニのグラサン、頼むから日本でかけるのはやめてくれ。私の人格が疑われるから。

そして今日、 
⑤ ローマ・コンドッティホテルで紹介してくれた「プライベートカー」の運転手 … レセプションの「空港までのタクシー、ウチでプライベートカーを頼めば€60よ」というオススメにまんまと乗ってみたところ、デブの黒ベンツ&恰幅のいい体つき&立派な顔立ちに「マフィアか!?」とびびるルックスで登場。しかし当日になって出した「すいません、やっぱり心配なんで10分早めて10時10分お迎えにして下さい」というリクエストにもばっちり応えて時間ピッタリに現れるし、文字通り€60出しただけで平気な顔してたし(シャトルバスは一人€26、タクシーだと”るるぶ”によれば市街地〜フィウミチーノ空港まで€70強)、英語喋れないし、陽気だし、普通よりちょい真面目な(?)イタリアおじさんそのものだった。どうやら単にベンツの維持費を出したくてバイトしてるだけの近所の車好きのおじさんらしい。。。

こうしてヨーロッパを旅立ったわけでした。ローマ観光も、今朝は早起きして、徒歩でスペイン広場〜トレビの泉〜コロンナ広場と回り、スペイン広場に戻って今度はタクシーで真実の口〜ヴァティカンを割と近くに望みながらテヴェレ川散歩〜フォロ・ロマーノ入口&コロッセオと廻って満足満足。7時ちょい過ぎならスペイン広場もトレビも人が誰もいなくて、絵葉書みたいな写真が撮れたし(お陰で20分だけ考えてた買い物の時間が…気になってたディオールのアクセサリーポーチが…でも渋滞、すごいんだもん)。ちなみにローマの流しのタクシー、昔と違ってすっかり良心的で、ユーロ高にもかかわらず日本よりは安いくらいの値段でどこでもまっすぐ行ってくれます。