あらまあ

なんだか朝起きてテレビ点けたら、バンコクっていうかタイがえらいことになってそうでびっくりです。いえ、クーデターって言っても至極穏便で地元の人も戦車と記念写真撮ったりしてるらしいけど、でもなんか旅行で行ってたらもっとびっくりだし不気味だと思うのねえ。それでも旅立った人も多いようですが。お店とかちゃんとやってるのかしら。まあタイにしろバンコクにしろ、いいホテルに泊まってマッサージ三昧…みたいなプランだったら、ホテルさえ普通に動いてれば大丈夫だとは思うけど。
私も色んなところに行きましたが、後から何かが起きて「あらまあ」と思うこともよくあります。まあ、最新はロシアでおんぼろ国内線が墜ちてたことなんですけど。…というわけで、久々にトラベルネタ、『「あらまあ」ベスト3』、行ってみましょう。
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③ 上海の反日デモ(2005年4月):2004年の秋に行った北京ならわかる。あそこは交通マナーというものが全くなければ天安門広場故宮辺りには手足がない人もバカスカ歩いてる、まだまだ大変な所だった。でも、2005年1月に行った上海は中国語版「Oggi」や「LUCY」を読んでると思われるオシャレ女子が闊歩する、見事なまでに整然としたお洒落な街だっただけにビックリした。やー、どこで何があるかわかんないわ…みたいな。

② バリの同時爆発テロ(2005年10月):これ、行ってないんですけどね。実は、去年の10月の連休でバリに行こうと思ってバタバタ計画してたわけですよ。HISでチケットまで取って。で、なんかの拍子に(多分有給取れないとかそんな感じ)諦めざるをえない状況になって、直前でキャンセルしたんですね。航空券だけ取ってお金も振り込んでなかったからか、気のいいHISはキャンセル料も取らずにいてくれて「ラッキー!!!」って感じだったんですが。そしたらその翌日だか2日後だかにテロですよ。日本人の方もお亡くなりになったんですが、やー…私ってよっぽどバリに縁がないんだな、と思いました。行こうとすると必ず大地震かテロが起きるんで…。

① ロンドン同時爆破事件(2005年7月):これがベストワンです。だってだってだって!!!私、この時爆破された(つまり、テロ犯が爆弾持って通り過ぎてた)エッジウェア・ロードっていうイマイチマイナーな小さい駅の側で結構な長逗留してたんだもん。2001年の春とかだから結構前だけど。わざわざあんなとこを爆破しなくても…と思ってしまう私でした。でも、よく考えてみたらその時も、ロンドンで『爆弾積んだロンドンタクシーがBBC本社にラジコン操作で突っ込む』というテロがあって、地下鉄が全面封鎖されたりしたんだった。(仕方ないからバスを駆使していた)こないだも空港で大規模テロを阻止してたし、恐るべし、ロンドン。
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他にもマドリッドのアトーチャ駅(電車でトレドとか行くのに使う駅です)の同時爆破とかイスタンブール自爆テロとかエジプトの自爆テロとか、あともちろんちょっと前に日記で書いたWTCとか色々あるんですけど、旅行ってホント、タイミングだと思うんですよね。個人的には、何かあった後の場所って、1年くらいは気味が悪いんで行く気がしません。旅費が一時的に下がるんで、魅力的といえば魅力的なんだけどね…。
逆に、あらかじめ「なんか危険らしい」と言われる場所でも、外務省のHPの情報次第では気にしなかったり。マドリッドもエジプトも快適な旅行だったな。逆に警戒が日常化してるから安全だったりもするしね。
今は、狙ってたヨルダン・レバノンが危ないのでちょっと悲しいです。バリと一緒で、1回行きそこなうと徹底して縁がなくなる場所ってあるような気がするから。 方角とか風水はあんまり気にしないけど、その土地との相性っていうのはもしかしたらあるのかもなあ、なんて思ったりします。