ニート日記2022-1

そんなわけで年休消化という名の突然のバケーションが始まった。とはいえコロナ禍なのでNYでも飛ぶ、どころか名古屋へのんびり帰るのすら、シニアに差し掛かっている気難しい猫の手前突然の行動はできない。というわけで、この1か月の平日は毎日日記を書くことを心がけようと思う。(週末はオットが帰ってくるのでたぶんそれなりに普通だから)

 

さて、年度初めだが私は自由である。この2年3か月、出社を強制させられてきたにもかかわらず一切新型コロナウイルス感染症に罹らなかった身としては、入社式や花見で浮かれる人々を避けて「戦争ですっかり気持ちが離れたけど、第6波何となく収束~再びリバウンドしつつある」今こそ引きこもりたい。そもそも昨日(3月31日)だって「今日は何でこんなに電車が混んでいるんだ…こんなおしくらまんじゅうみたいで体が軋むの、2020年の3月31日以来だぞ…ハッ年度納めか!」と驚くくらい混んでたしね。世間はこんなにテレワークにシフトしているんだなぁと改めて認識してしまう。

というわけで、天気が悪くて体が重い、通常ならそれでも6時40分に起きて仕事に行かなきゃいけないところを、猫への食事供給などを除き11時くらいまで寝床でうだうだする。いや、幸せ…!体調が何となく悪いからそのままベッドにいられるのって(除く猫の世話)、なんて幸せで自由なの…!

冷凍食品の茄子ミートスパゲティを食べた後、汚れたまま放置していた窓のサッシが改めてものすごく汚いのでマイペットで拭いた。ある程度きれいになってよかった。

午後は再びベッドでうだうだし、16時ごろ近所の郵便局に出かけ、その隣のコンビニで夕食用のたんぱく質が摂れる系のサラダと、あとどうしても体が欲したのでくどいチキンを購入して帰宅後即食べた。あとはひたすらタカラヅカスカイステージを見ていて途中でサラダとインスタント味噌汁を食べたような気がする。

 

…文句ない1日だけど、こうして読むと、やはり作り置き自炊をした方が経済的にもよさそう。

突然ですが今日で会社を辞めることになりました

正確には「今日が最終出社日になりました」か。まあ実際、有給休暇は4月1日付で14日増えるしインフル(今はコロナ)への自衛で何となく3~5日は今年度分も残していると知っていたのだけど、2021年度分の残日数だけ消化しながらちびちび働いて4月29日(祝日が休みではない会社なので)は年休消化、4月30日(土)付で退社しようと思っていたのですが、

 

社長(たたき上げ営業マン)「がんばってくれたし、責任感強いから色々悩んじゃうかも知れないからさ、まあゆっくり休んでもらいなよ!ってお前の上司に伝えておいたから!」
上司(たぶん経営企画系しか知らない系MBAホルダー)「まあ、足りない分もすべて特別有給休暇扱いで、不利益になることはないので安心してください。正直、明日から組織体制がガラッと変わるから、そこに2日3日いるというのも却って弊害になるというのもあるし」

 

とどっちが本音かわからない指示のもとに、突然明日から会社に行かなくていい、むしろ来るなと言われたので今日で今の勤務先を去ることになりました。
今の勤務先は「グレーでホワイトで、ちょっとブラック」という雰囲気の会社だったので、やっぱりちょっと唐突だし、日ごろ仕事していてもケチな割にムダに金払いは良いし、体裁気にして有給消化を100%させてくれる体質らしいので、ちゃんと給与は振り込まれると信じておこう。

 

色々考えた末の退職ですが、実は、「遠方の者との結婚」「契約社員からフリーランス契約への強制転換(要するに雇い止めか、でも実際後任はフリーランス契約だった)」「当初の契約通りの給与をなんだかんだ法すれすれクリアの理由をつけて払ってくれない」という物理的な理由なしでの退職は初めてなのです。申し訳ない、やっぱりいればよかったかな、そんな気持ちもいざとなるとゼロではありません。通勤便利だったし。

短いような長いような、実は在職中ほぼコロナ禍だった2年3か月ですが、お世話になりました。色々あったし色々問題はあるけど、会社としては嫌いじゃなかったよ。

「エモい」という記憶

iモード卒業公演』という動画が泣ける。何度見ても泣ける。歳を取ると涙もろくなってねぇ…。

youtu.be

わたしはJ-PHONEvodafonesoftbankiモードにはかすりもしない人生だがこれはエモい、昭和のしかも末期でもない生まれでエモいなんて使う年齢でもないしそもそもこんなリア充でもないけどエモいって言葉が口をついて出るレベルだ。

(以上、ツイッターで思わずつぶやいた言葉をこっちにも転載した。同じ人です。以下は追加)

序盤のF501i(友達の何人かが持ってた)「仰げば尊し」、自分でこの拙い音をポチポチ打って着信音のフレーズ(着メロといったな)を自作した記憶があるからここまで刺さるんだろうなぁと思った。単音、和音。ガラパゴスに進化を遂げて豪華になった後、最後またF501iの単音に戻る。そこで一気に泣いてしまう。えもいわれぬエモーショナルな感情が脳みその裏に突き刺さって、涙になるのだ。

 

スマホを持っていたら普通のスーパーで買い物してるだけで強盗殺人に遭う」というろくでもない場所に数年間住んでいたおかげで、わたしのスマホ歴は普通の日本人よりたぶん随分短い。でも、もうガラケー時代は思い出せない。アンテナはニョキっと出せたし、ストラップやたら派手にしてたし、電池のフタと電池の裏側とでは違うプリクラ貼ってたし、QRコードじゃなくて赤外線通信で連絡先を交換していたし、新年のあいさつは全然つながらなかったし、でもそんなことすっかり忘れていた。人間の記憶とは、かくも脆いもので、インフラとはあまりにも自然で常に現状以外のことを忘れてしまう。

 

しかし、この動画に出てくる人たちは本当に人生順調でリア充ですね!確かに「iモード事件」のあの方のルーツ、リクルートが90年代から提唱してきた理想の人生の世界だ!

…でもいいじゃないか。CMでくらい、順調な人生を夢見させてくれたって。

歯ネタですみません

このブログ歯の話だけは定期的に書いてる気がするのはなぜだろう。

と言うわけで、一時期しっかりメンテしていたもののコロナですっかり足が遠のいていた歯医者に、2月から久しぶりにお世話になっています。
小さい虫歯が3本もあって1日で一気に治療したら疲れたよ!
でも、実は歯槽膿漏サラブレッド、35過ぎたら総入れ歯待ったなしと10代の頃から言われ続けていた歯周病の進行は止まっていたんだ!

最近はほんとにひどい生活をしているのですが、歯の調子だけはなんか踏みとどまっていて嬉しいです。みんな、定期検診はしたほうがいいよ。

フェミニズムは好きではないのですが

国際女性デーだそうである。私も曲がりながら働く女性を通算20年近くやっているので、正直今のSDGs的なフェミニズムには多少げんなりしつつ、それでも駆け出しの社会人だった20年前と比べれば「日本はとても良い方向に変わっている」と感じている。
そんな私が折に触れ「日本が活用しそこなった女性だなー」としみじみ思うのは、下記の方々である。

皇后雅子さま豊田真由子氏、山尾志桜里

適応障害、ヒステリー、不倫とバッドな側面ばかりがクローズアップされる、もしくはされた時期があった方々だけれど、まっとうな状況における言論を見ると東大卒キャリアブランドというわけではなく素直にむちゃくちゃ優秀だなと思うし(ただし大変クリアな内容なだけにこちらも明確に意志が芽生えるので、そこに賛同できるかどうかは別)、実務能力も恐らく高かっただろう。彼女たちを見ていると、男性だったらここまで表沙汰になってぶっ叩かれることもなかったのではないか、と私の中にひっそり生きているフェミニズムが芽生えるのだ。
真の意味で世渡りがうまくはなかった、男女差も、その他の色々なことも、実力でねじ伏せればいいんだと思い込んでいた人々かも知れないなとも思う。そういう人は男性でも往々にして踏み外すので「女性だから」というわけではないけど。あと容姿やセンス(こちらは頭の良さゆえの自己プロデュース能力と言えるかも)には比較的以上のレベルで恵まれているから得した部分があったのではないかという見方もあるだろうけど、それも男性だって一緒ですよね。

「それは男性でも一緒ですよね」とハッキリ言えるようになったのも、この20年の進歩だなとしみじみ感じる。
そして、彼女たちの下の世代、今の20代、30代の優秀な女性がどういうキャリアを積んでいるのか知らないけれど(たぶん外資ベンチャーに取られてる)、こういう真っ向勝負型のスペックの女性たちが、歪んだり歪まされたりすることなく、国という枠組みにおいて活躍できる日本であってほしいな、と思う。

「住みたい街」の本音

今年も横浜駅が某ス●モの「住みたい街ランキング」1位になったようである横浜駅から2km圏内を指すんだって!ってこれ「みなとみらい」って言った方がいいんじゃない(みなとみらいは横浜駅東口からなら1.5キロ圏内、徒歩20分以内。)?
横浜駅からみなとみらいじゃない方向に向かって徒歩おおむね20分強(坂があるので行きと帰りでかかる時間が違う)、某線で各停しか止まらない1駅行ったところから徒歩数分の場所に持ち家を買ってしまった私に言わせると、

 

いや、色んなこと言う人はいるけど、やっぱ便利。だって何でもそろうじゃん。特に「トーキョー」の欲がなくなってきた中年の今、割り切ればもう横浜駅で結構大丈夫っす。


…すみません。世の中の期待に反する言葉で…

 

suumo.jp

 

で、「横浜駅」の真実に私なりに迫ると、主に東京の劇場でばかり会っている私の趣味の友人が二俣川・大船・日吉にいるんだけど、それぞれと普通にご飯でも行こうよ、となった時、「おーじゃあ横浜駅でいいじゃんね」となるのが事実だ。そこでじゃあみなとみらいで、ともならないし、やっぱり日比谷で、ともならない。横浜駅なのだ。恐らく理由は、終電まで騒ぐことはコロナ前でもしなくなった私たちでも、ちょっとでも長く一緒に喋っていられるからに他ならないと思う。
あと、若い時、東京都下っつーか「住みたい街」現在2位(1位だった時期もある。ただし当時、スー●なんてものがなくてもっともメジャーだった今は亡き東京ウォーカーのランキングでは5位くらいだったと思う)の吉祥寺に住んでいたころ、横浜アリーナとか今の日産スタジアムへ行くとき、もしくは横浜の赤レンガ倉庫で花火を見るなんてイベントの時に、「あー、横浜駅あたりに住んでたらこーいうとき便利だよな…」といつも思っていた。

 

横浜駅は恐ろしく人が多い。今となっては、体感では、再開発で意識がばらけている感のある渋谷よりも多い。密集感がある。実際の数字は知らないけれど、使っている人がそれだけ多いことには間違いない。
恐らくは横浜駅を通過する人や、乗り換えをする人たちにとって「なんだかんだ言って便利」「本音を言えば、時間と体力を考えたらこの辺で降りたい」という深層意識の集合体が「横浜駅」を押し上げる真実だと思う。

 

ちなみにそんな私はこの数年、家族の仕事の都合で「猫オッケーなマンションがあれば今のとこをまた賃貸に出して大宮あたりで借りて何年か住むのもいいかも…便利そうだし」と思ったりしている。そんな大宮も今年の同ランキングで「3位」に踊り出た。ちなみに高くて結局「大宮駅」そのものの徒歩10分圏内に引っ越すことは、我が家の財政的になかなか難しそうである。ちぇっ。

AITK

なぜわたしたちは小室哲哉の楽曲があんなに好きだったのか、今でもうっかり観た宝塚の舞台でGet Wildなんか流れようものなら血沸き肉踊ってしまうのか、そしてなぜ彼はヒット曲が書けなくなったのか、それとも困窮してもなお「何か新しいこと」にこだわりすぎているだけなのか。
著作権問題で逮捕歴すらある本人のもとにAIとあの魔法のコード進行「Am|F|G|C」が融合するなら、それはあまりにも皮肉すぎて、とても興味がある。

そこに女性問題は関係ない。

 

※筆者の小室哲哉に関する想いの遍歴は検索すると14年も前に書いたやつが出てきます。あと理化学研究所は某オボカタさんとわかめスープのイメージがやばい一方で昔働いてた会社の同僚ですごく優秀だった理系のお兄さんの奥様が勤務していたという良いイメージもあるものの、「だから偉い」とはちっとも思っていません(すみません)。

 

小室哲哉が「理化学研究所」客員主管研究員に プロの音楽家就任は初 AIによる音楽制作支援を研究
2/28(月) 14:11配信
中日スポーツ

 音楽プロデューサーの小室哲哉(63)が、国立研究開発法人「理化学研究所」の客員主管研究員に就任する。関係者によると、3月1日付で就任し、研究チームの一員として人工知能(AI)による音楽制作支援を研究する。

 プロの音楽家が客員主管研究員に就任するのは初めて。小室は1984年に音楽ユニット「TM NETWORK」としてデビュー以来、最新の技術を使い作曲活動を行ってきた。革新的なデジタル音楽制作の先駆者にオファーが届いた。

 小室は「いつの時代でも人が描く音楽の存在や意味は変わらず、恵まれています。これまでの先端技術は、その音楽をより身近に心地よいものになるための支援をしてくれる技術でした。音楽におけるAIは、はじめて作詞/作曲/編曲家と共存できる能力を兼ね備えることができるはずだと思います。不思議な感覚です。音楽家、生身の人間として、音楽AIの成長に寄与していける事を光栄に思います」とコメントした。

 楽家プロデューサーとしてAIの可能性にもいち早く着目してきた。今後は、研究チームの一員としてAIによる音楽制作支援を探求。「小室哲哉を分析したAI」と「小室哲哉」自身との共作実現も目指しているという。