AITK

なぜわたしたちは小室哲哉の楽曲があんなに好きだったのか、今でもうっかり観た宝塚の舞台でGet Wildなんか流れようものなら血沸き肉踊ってしまうのか、そしてなぜ彼はヒット曲が書けなくなったのか、それとも困窮してもなお「何か新しいこと」にこだわりすぎているだけなのか。
著作権問題で逮捕歴すらある本人のもとにAIとあの魔法のコード進行「Am|F|G|C」が融合するなら、それはあまりにも皮肉すぎて、とても興味がある。

そこに女性問題は関係ない。

 

※筆者の小室哲哉に関する想いの遍歴は検索すると14年も前に書いたやつが出てきます。あと理化学研究所は某オボカタさんとわかめスープのイメージがやばい一方で昔働いてた会社の同僚ですごく優秀だった理系のお兄さんの奥様が勤務していたという良いイメージもあるものの、「だから偉い」とはちっとも思っていません(すみません)。

 

小室哲哉が「理化学研究所」客員主管研究員に プロの音楽家就任は初 AIによる音楽制作支援を研究
2/28(月) 14:11配信
中日スポーツ

 音楽プロデューサーの小室哲哉(63)が、国立研究開発法人「理化学研究所」の客員主管研究員に就任する。関係者によると、3月1日付で就任し、研究チームの一員として人工知能(AI)による音楽制作支援を研究する。

 プロの音楽家が客員主管研究員に就任するのは初めて。小室は1984年に音楽ユニット「TM NETWORK」としてデビュー以来、最新の技術を使い作曲活動を行ってきた。革新的なデジタル音楽制作の先駆者にオファーが届いた。

 小室は「いつの時代でも人が描く音楽の存在や意味は変わらず、恵まれています。これまでの先端技術は、その音楽をより身近に心地よいものになるための支援をしてくれる技術でした。音楽におけるAIは、はじめて作詞/作曲/編曲家と共存できる能力を兼ね備えることができるはずだと思います。不思議な感覚です。音楽家、生身の人間として、音楽AIの成長に寄与していける事を光栄に思います」とコメントした。

 楽家プロデューサーとしてAIの可能性にもいち早く着目してきた。今後は、研究チームの一員としてAIによる音楽制作支援を探求。「小室哲哉を分析したAI」と「小室哲哉」自身との共作実現も目指しているという。