伊豆・シュールの旅 (1)  〜秘湯中の秘湯

moeringal2008-09-06

東京に住むkikiちゃん、大阪に住むSHOちゃんと伊豆・癒しの温泉旅に行って来ました。「『30代・女・編集者・独身』ってなんかこう…いかにもじゃない?」と自虐ギャクを飛ばすおふたりとの旅は、いやー、楽しかったー!!!
何しろ全員「シュールな笑いを愛する(違ってたらすみません)」「編集者だから写真にはこだわる(私もバイトやら海外事業体向けの機関紙やらで編集業務はやってたから意外についていけてるかも)」「とりあえずしゃべる」ため、息をつく間もありませんでした。むしろやられっぱなし、テンション上がりっぱなしです。
今回私たちは新幹線三島駅でとりあえず大集合という事で、とりあえず宿だけを押さえていたのですが、この宿「山あいの宿・うえだ」は『日本秘湯を守る会』なる連盟に入っている旅館。鉄子として雑誌に登場した事もあるkikiちゃんはもちろん、SHOちゃんもいくつか行ったことがあるようだったんだけど、宿の脇の側道に入る直前に「これはホーンテッドマンションか?『あなたの知らない世界』か?」という廃墟マンションがあってびびった以外は、本当に、知る人ぞ知る…って感じで。いやあ、よいところでした。3年以内に『秘湯を守る会』加盟宿を10箇所回ると1箇所タダになる、というスタンプカードがもらえるんだけど、私も制覇したくなっちゃったよー。

…それはさておきこの宿、備え付けの甚平の柄がシュールですごく可愛かった。名産と思われる魚やイノシシやキノコに手足が付いてて、しかも踊ってるの!!! そしてこの伊豆、翌日の観光がこれまたホントにシュールなものにいっぱいめぐりあえて(そしてそのシュールさを分かち合えるメンバーで回れて)まさに「シュールの旅」って感じになったのです。なあに、ワサビに手足が生えて踊ってるのなんて序の口だったよ、序の口。

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ロビーでお迎えしてくれる『秘湯を守る会』のちょうちんと、秘湯を守る会加盟宿限定でしか飲めないと言う秘湯ビール。(ちなみにピルスナーっぽくて非常に飲みやすい)
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全7室と言う規模に対してお風呂は大露天風呂・露天の貸切風呂・ジャクジーに普通の男湯・女湯(午後10時に入替)の合計5つ。普通の男湯・女湯以外はお部屋ごとに予約制でどこも貸し切り状態なのはいいんだけど、「とりあえず21時から大露天風呂だから!」「次は22時50分から貸切風呂ね!!!」など、むしろスパルタ合宿のように温泉を渡り歩いていました。いやあ、ある意味本当に癒されたのだろうか(笑)
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