伊豆・シュールの旅 (2)  〜突撃・バナナワニ

moeringal2008-09-07

さて、朝からジャグジーを満喫し(とは言え湯の温度が熱いからそんなに長くは入っていられなかったけど)、内湯の脱衣場からkikiちゃんの入浴姿を満喫して(これがまた、言葉では表現しきれないシュールさだったのです・ごめんねkikiちゃん・笑)、2日目は観光に出発しました。この日記にも何回か出てきた、実は静岡県の会社に勤務している関西人・ハヤシバラ氏(仮名)に一日ドライバーをお願いして、いざ出発です。
この人選がやばかった。「せっかく伊豆まで来たのに、『さわやか静岡ボーイ』じゃなくて『なにわナンバー』が来ちゃってごめんねSHOちゃん…。これじゃ有馬温泉みたいだよね…」とちょっとだけ申し訳なく思ったのも束の間、なんとSHOちゃんの行っていた女子校とハヤシバラ氏の通っていた男子校は大阪某所で隣り合っている学校だった事が発覚!!! 「近すぎてヤバい!!!」「ってゆうか俺のモトカノSHOちゃんの後輩にあたるねん…」「今その子を知ってそうな後輩に連絡してみるわ!」と何やら大変な事になっている(出てくる固有名詞も既に門真とか枚方とか守口とか谷町線とか聞きなれないものばかりになっている)二人はさておき、我々はちゃくちゃくと浄蓮の滝・河津七滝ループ橋と観光スポットを攻め、今まで気になりつつ誰も行っていなかった未踏の地・熱川バナナワニ園へ。
いやー、ここが面白かった。バナナとワニだけじゃなくて、ウツボカズラばかりが栽培されている温室『食虫植物館』があったりとか、『ヘンな名前の植物』ばかりが展示されている場所があったりとか、オレンジ色のカエルがいたりとか、とにかくヘンなものしかいないのです。シュール好きにはオススメです。なにしろ、尻尾がバナナになってるワニが、自分の尻尾を食べようとしているオブジェがあるんだから。
そんなこんなで、思ってる以上に広い伊豆半島を約半周したのち、思わぬ渋滞(工事である県道が封鎖されてるせい?)に巻き込まれたり、回り道をしてみたらゲリラ豪雨に遭ったり、kikiちゃんが雷が光る度に全ての会話を中断してキャーキャー言ったり、とにかく笑いと会話の絶えない旅となりました。ハヤシバラ氏どうもありがとう!!! 次はハヤシバラ氏が中学〜大学のお友達と結成していたという『温泉部』メンバー(独身者もいるらしいっすよこれが!)も予定をあわせて、また一緒に行きましょう。

                                1. +

中学生の頃、家族で行った温泉宿のカラオケで『天城越え』を歌ったところ、何度となくほかのお客のおっちゃんからアンコールを受けたと言うSHOちゃんにとっては聖地だと思われる浄蓮の滝。入口には『伊豆の踊子』像もあって観光ムードが否が応にも高まります。滝の側には『天城越え』の歌碑もあってまったく痒いところに手が届きます。いやあ、山は燃えているのか?
[:W150]  [:W150]
バナナワニ園は本園と分園に分かれていて、本園・分園はマイクロバスで行き来が可能です。ちなみに英語名称は「ATAGAWA TROPICAL & ALLIGATOR GARDEN」。バナナはどこに…。
[:W200]
クライマックス・ワニの餌付けショー。特にこのゾーンはワニが蠢いていて気持ち悪い事この上なし(笑)飼育員のおじさんも心得たもので、ここにエサをやるのは最後の最後なのですが、あまりの暑さに待ちきれない我々はベスポジを退き冷房の効いた土産物屋から高みの見物をする余儀なくされる羽目に…(笑)
[:W200]
気持ち悪いワニを堪能した後はレッサーパンダに癒されましょう。
[:W200]
最後はSHOちゃんと新幹線で乾杯!!! kikiちゃん、今回は逆方向だったけど、次回は同じ方向へ向かう旅をしようね★
[:W150]