憧れの「日本のハワイ」航路 〜南紀白浜旅行記 (1)

JALE70

土日に有給をくっつけて南紀白浜に行ってきました。何しろ、うちのオットは腰が重い。「ニューカレドニアに行きたいから年休を2.5日取れ」と何度言っても軽く流されてしまう今日この頃。おかしいなあ、あのグループ企業はどこでも労働組合が「3日間連続年休取得」促進をしてるはずなんだけど(まあ、私の前の勤務先でも、堂々と取るのは自分だけだったかも)…加えてどうも飛行機移動もキライらしいし、こりゃ海外なんて夢のまた夢だぜ。

そんなこんなで、ワイキキビーチと姉妹提携したらしい南紀白浜。マイルも貯まってるし、せめてセキュリティ・搭乗時間ともに比較的快適な国内線で飛行機にも慣れてもらおうという魂胆ですね。それに、羽田発のJAL便なら1時間ちょいと、名古屋から行くよりよっぽど便利だし!  そうそう、せっかく国内なんだから、宿も気合入れて、高級旅館の直前割引を探そうっと。

…ということで、羽田では海外の国内線ばりにタラップを使って乗った76人乗り×一日3便しかない飛行機を降りて、泊まったのは開業3周年の新しい和モダン宿「浜千鳥の湯 海舟」。入口で靴を預けてしまえばあとは廊下まで畳になっていてスリッパすら履かないっていうのが私的には斬新で、気持ちいい。

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ベッド付和洋室のお部屋もおしゃれ! ケチったから1Fの部屋だったけど、上階なら見渡す限り海! って感じなんだろうなー。

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わーーーーーーー、ステキステキステキー★ …仲居さんがつくとかもないので、気楽なのもいい。

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決して安い宿ではないはずなんですけど、翌日平日にもかかわらず利用者はかなり多くて、早い時間の食事やエステは既に満室。でも、ラウンジで昼間はセルフの梅ジュース、夜早い時間は軽食(名物の「めはり寿司」)、夜22時からは「夜鳴きそば」という名前のラーメンが無料で出ていたり、可愛い浴衣や作務衣が無料で借りられたり…と無料オプションがすっごく多いの。特にラーメンは魚のお出汁で、絶品。お金出してでも食べたいくらい!  オット曰く「安くなくても必ず付与されるおトク感」は関西独特とのことだけど、確かにこのラーメン、ホテルの夜食として出るなら1,000円取られてもおかしくないなあ。逆に関東的な感覚で言えば、このホテルは全室エグゼクティブフロア扱いって考えればわかりやすいかも。

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お風呂も2種類の源泉を引いているようで、さらにそれが大浴場露天風呂、事前予約も追加料金もいらない貸切風呂(写真)、恥ずかしいから入らなかったけど湯浴み着を着て入る混浴露天…と、バリエーション豊か。それだけじゃなく、大浴場のロビーには夜はアイスキャンデー、朝はヤクルトが置かれていて、これまたフリー。こういうオマケがいっぱい付いてくるのって、関西人にはたまらないんですって。確かに、嬉しいよね。

あと、微妙に看板関係の文章がカワイイのも、関西テイスト?

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朝ごはんもタップリ。写真は和食だけど洋食もあって、さらに、サラダとデザート、お漬物や納豆のバイキングもありました。

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夜も適度に和モダンで美味しかったです。

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あー、満喫っす。体重計が怖い…。




【浜千鳥の宿 海舟】 千畳敷のそば(=駅や空港からはちょっと遠い)にある、新しい宿。海に張り出しているロケーションがいい。完全新築なので、老舗温泉街はホテルが劣化してるのがちょっとね、という人にもオススメできます。夜のお料理は「肉メイン」「魚メイン」に分かれているけどいずれも和食。私が泊まった部屋(1人1泊20,000円くらい)の客室露天はふつうのお湯だったけど、もっと高級な部屋ならちゃんと温泉が引かれてるようです。あと、エステは超広い個室、でもその割に最安値がヘッド&デコルテもしくはフットリフレで30分4,000円から…と気軽にお金を落とせる価格設定なのが流石関西、取りこぼさないなぁと思った。
http://www.hotespa.net/hotels/kaisyu/prologue/index.html