年齢を重ねる事について(ネガティブ編)

年上の女友達が何人かいます(順次結婚・出産を機に入れ替わるものの、常時数名いらっしゃる)。彼女達にかねてから言われていたのは「30代になると無理がきかなくなるよー」「一気に身体に来るよー」という事。
当時20代半ば、週5(土日除く。つまり毎日)で飲んでいようが、そのうち3日は終電だろうが余裕かましていた私は「そんなものなのかなー」とまるっきり他人事でした。熱が出ようが、気合を入れてアルコールを一発入れれば、そんな事はまるっきり忘れ去ることができた。だから当然、時に当日ドタキャンする彼女たちのコンディションなどわかろう筈もなく、「何でドタキャンするのよー」と思っていた。

しかし。それって、恐ろしい事に事実なのです。

翌日起きられなくなるから、平日は1週間に1回しか飲まないようにしているのに。
ここ数週間会社の飲み会が続き(不景気な昨今、名古屋市内まで出る気も起きないのか、今年に入ってからの会社の飲み会は全て郊外のK市。K市まで1時間半を要する私は必ず1次会で帰ることにしている。それでも21時過ぎると一気に電車が減るので、21時半に飲み会が終わっても自宅に着くのは日付が変わる直前)、栄で飲む約束なんてものすごく久しぶりで、2週間前から本当に楽しみにしていたのに。
飲む相手も気が進まない合コンとかじゃなくて、絶対喋って楽しい女友達だったのに。

ドタキャンしてしまいました。理由は私の体調不良で。

実際、確かに朝から熱はあって、最低限の仕事だけ会社でして午後は有休にして帰宅、薬を飲んで昼寝していたのは事実です。しかし、夕方には熱は下がっていたのに、私の身体は動こうとしなかった。「やっぱ、万一会社の人に見つかっても嫌だしね…(←接待に限っては、会社の人たちも錦に出てきているので、いくらめっきり回数が減ったとは言え可能性はゼロではない)」など、単なる理由に過ぎません。同じ栄エリアでも、会社の人がいなそうなエリアと時間帯を選べばよい話。実際私は、夕方には出て行く気になりはしないかと、化粧を落とさないまま昼寝していた。

確かにこの数週間、単なる風邪の症状以外にも体調はよくありません。ひどい肩凝りに端を発し、首が痛くて時に吐き気がする状態が続いています。マッサージやカイロプラクティックに行けば多少改善して数日間は持つんだけど、残念ながらここ数ヶ月の収入減で、マッサージに行く予算も限られている。加えて風邪の症状のひとつとして、首だけではなく背中も痛い。…でもそういうのって、街の空気に触れて一発飲めば全然元気になったものなんだけどなあ。

「30代になると一気に身体にくる」のは多分、事実。でもそれ以上に、精神的に気力がなくなってくるのが問題なんじゃないかなあと思ったりします。特にお金関係なんか、「大丈夫大丈夫、ボーナスあるし!」とか「明日も気合で起きる!!!」とか、もう思えないもんなあ。先々のことを考えすぎて。

リスクヘッジができるようになったのはいいけど、たまにはリスクをとって無茶した方がいいのかな、と思う、今日この頃です。