さようならプラウディア

moeringal2009-04-10

メイクに関しては、我ながらコンサバティブだと思う。何しろ私ときたら、洗顔〜クリームファンデまでの使用化粧品が2000年頃から変わっていないのだ(ちなみにパウダリーも、オイルブロック系か美白系かをたまに変えてみる以外は、シャネルで鉄板)。寄る年波には抗えず、さすがに寝る前の洗顔の後、化粧水を余分に使うようになったのが1年半前の冬。それさえ除けば、本気で変わってないです。スキンケアにも熱心ではなくて、1年に5回だけ行くエステっていうのもあるにはあるけど、それだってもう4年前に行き始めて以来、回数増える気配はないし(しかもデコルテのマッサージをしてもらう要素の方が強いくらいだし、値段は化粧品を買うとか一切なく1回4000円台だし、効果は正直言って不明)。ファンデまでは恐ろしく変化なく、アイシャドウとリップだけ毎シーズントレンドを入れるのが私の好み。

しかし寄る年波と同じくらい、いやそれ以上に抗えないのが、陳腐化によるモデルチェンジ、およびブランドそのものの変更。昔の日記を読み返すと、メイクを落とすクレンジング剤が廃盤になったときには何しろ「伴侶の死」とまで言い切っているくらいの絶望っぷりが残っています。フッ、おおげさだったわね、昔の私。

…とは言え、困りました。クリームファンデがブランドごと廃盤になってしまったのよー! 下地も同じブランド使ってたのに…。しかも代替ブランドはなく、前からある、各種ディスカウント薬局で定価販売を徹底するようメーカー(S生堂)から強く言われているらしい事で有名なマキ●ージュに統合されたのだというからまったく絶望的な事この上ない。ただでさえ、ことベースメイクに関してだけは変化を極度に恐れる私(しかも景気悪化に伴い優雅な独身オーエルから貧乏人に転落)にとって、拷問にも近い仕打ちである。とは言え冷房が強くなる時期、乾燥保護にもクリームファンデは欲しいし、他のメーカーで探すのも何か怖いし…とあくまでも保守的をつらぬきつつ、それにしても、それってつまり、化粧品が3割高くなる(今まで愛用していたブランドは行きつけの薬局で定価の30%オフで買えた)ってことー?? 何てインフレなんだ化粧品業界!!! 

という訳で、「あのう、お客様にはやはり年齢層的にマキアー●ュの方が…」と言うマツモ●キヨシの店員を無視して購入したのが、30代中盤以降をターゲットにしていると思われるエ●クシール、しかも型落ち(新作からはこちらもディスカウント厳禁になるらしい)。 いいのよ、だって私立派に30代だし。それに乾燥を抑えるためのクリームファンデなんだから、年寄り向けの成分を使った方が贅沢に違いない。

さて、そういうしょうもないケチケチ活動の結果、私の肌はより高い年齢層に訴える成分を導入することによって乾燥が止まり見事な若返りを果たすのか、それとも甘やかされて加齢が加速するのか。とりあえず1個分だけ、まったり経過観察しようと思います。