ヱヴァQみた

あの手この手で日本の民放も見られる昨今の海外事情ですが、ようやく観ました『ヱヴァンゲリヲン新劇場版:Q』。以下、ネタバレを含みます。


やー、巨大戦艦ヴンダーの造形は素晴らしいね!日本のアニメってやっぱりすごいなと思っちゃう。あと、シンジ君とカヲル君がダブルで乗る千手観音ふうの新エヴァ、あれ最初のTVシリーズのOPの「はーねーがあーることー♪」の部分の翼を広げたエヴァに一応かなり似てやしないか。そして相変わらずもはやカヲル君のテーマとなっている“第九”。なんとなく昔からエヴァの一挙放送って夏休みにやってるイメージが強いんだけど、どうせなら年末にやればいいのになあ。え、毎度後味悪すぎ? 別にいいじゃない、往年の年末ネタ『忠臣蔵』だって別にハッピーエンドってわけじゃないもんねえ。



…何を言いたいかというと、枝葉末節を気にするな、という事を言いたいのです。“ロンギヌスの槍”という言葉に惑わされ続けて早20年近く、思えばわたしの、異常なまでに枝葉末節が気になった時は一気にあれこれ考えるのをやめてしまう、という困ったクセはエヴァによって培われたと思って間違いない、かも知れない。


そして何?次作予告のタイトルが変わった?しーーーーーーーらーーーーーーーーーなーーーーーーーいーーーーーー。


思えばエヴァTVシリーズが始まった当時すでに14才こそ過ぎていたもののそれよりもほんの少しだけ年上なだけだった私たちは、当時はじゅうぶん“オトナ”として描かれていたミサトさんやりっちゃんや加持さんの年齢をとうに過ぎて、若くしてパパママになった子なら既に14才の子供がいてもおかしくない年齢になってしまいました。こうなったら、ゲンドウパパの年齢48才になるまでに完結編が観れれば御の字かな、とか思っている。
さしあたって一番ヤバそうな部分としては、どうか冬月コウゾウ役の声優さん(清川元夢さん・2014年9月時点で79才)、長生きしてください…!