ここがヘンだよ日本代表

…寒い。どこが寒いって、ブラジル某所、サッカー日本代表がキャンプを張っているイトゥ市に程近いこの場所が。何しろ、最低気温が15度切ってるんだよ?


そこで思うのは、もしかしてザッケローニとかパワープレイとかそういうの以前に、フツーにブラジル独特の気候の差に日本代表がヤラれてるんじゃないか、ということです。
ヘシフェもナタウもクヤバ(←どうやらクイアバもこの書き方がメジャーみたい)も、常夏に近い気候です。レシフェナタールは熱帯系、クイアバはサバナという差はあれど、気温の差は同じ。
対するサンパウロ近郊は、緯度こそ沖縄の那覇市レベルなものの、標高が高め。キャンプ地のあるイトゥでも標高は600メートル前後、軽い避暑地やスキー場レベルです。このため当然、気温も低い。この数年でいちばん寒い事も手伝い、常夏の街とは程遠い涼しさ、いや寒さです。これは、単にブラジル国内の差ではなく、そこまでの時点でキャンプしていた日本の鹿児島・指宿やアメリカのタンパともあまりにも差がある。

…それってヤバくないか。

ギリシャ戦、明らかに日本代表の汗は異常でした。何しろ国歌斉唱の時から汗だく。緊張と気合の証にしても、ギリシャの選手との差が激しすぎます。試合開始後も、妙な動きの悪さが気になります。まだ試合始まったばかりなのに、鈍い。これが今の代表の真価とは思えない。


もしかしたら、サッカー協会の強化部はものすごいミスをしたのではないか。事実、イトゥに近い所でキャンプしてるアルゼンチンなんかは予選3試合の転戦場所、べつにそんな熱帯系の街は入っていないし。



まあ、要するに私が風邪っぴきってことなだけの話なんですけど。連日30度越えだった6月上旬の日本からのコレ、住んでる人にもちょっとキツいんだけどなあ…。