運のいい人悪い人

・うちの目の前のスーパーで22時ごろ、謎の捕り物があった。徒競走のスタート的な銃声→パトカー10台大集合→消防車も登場→30分で解散、というスピーディさに、「なんだなんだ、モデルガン強盗か何か?」と思っていたら、バッチリ人が亡くなっていたらしい。iphoneをせびられた私立高校の体育教師が、振り切って店に逃げ込もうとしたら背中を撃たれて即死って…銃声は1回しか聞こえなかったし、即死だったって言うし、プロの仕業? しかしiphoneごとき(ただし当地での価格は安めのはずのセルラーモデルでも約16万円以上)で死にたくないよなあ…。っていうか結局、被害者のクルマで逃走して未だ捕まらずっていうのが怖すぎる、この街。しかしこのスーパー、そこそここぎれいで朝の7時から夜の24時までやっている便利なところなのだけど、誰かを呼んで家で飲んでたらビール切れちゃったよ…みたいな展開でも、買いに走っちゃいけないんだなあ。まあ、もともとビビりだからやってないけど。

・そんな中、「強盗に遭うのはよほど運の悪い人」と言い切るのは、おおむね、運転手の付かない会社の日本人学校ママたち。そうでも思わないとこの格差社会、プライドの高い彼女たちは(田舎のメーカー駐妻だって、「地元の憧れ企業の人と結婚できたアタシ」という意味で、ヘンな自信はあったりする)やっていけないんだろうなあ。しかし、そう言って夜中もあちこち歩きまくっている人に限って“運よく”強盗に遭っていない気がする。そういうものなんだろうか。