ひさびさに海外旅行ネタ〜アメリカ経由で他の国へ行くリスクについて

…そんなわけで南米某国に戻ってきました。いやあ、ぶっ通しで飛行機ってやっぱり辛い(注:夏の帰国時は、往路はNYで1泊、復路はわざとDCで10時間待ちにして会社員時代の先輩と会う…というルートを取っていた)。そしてついに、あの悪名高いTSAロックの被害に遭う。最終目的地で出てきた荷物にスーツケースのロック部分がぶっ壊されていたのだけど、これ、普通にラゲッジクレームへ行ったら「TSAの“開けたけどゴメンね”ビラが入っていた場合、航空会社はいかなる責任も持たない。 TSAのホムペで申請しなさい」とのこと。っていうか何でTSAに対応しているスーツケースなのにわざわざ無理矢理ぶっ壊すんだー! 鍵を掛けないのがいちばん、という話も聞くけれど、何しろ最終目的地のこの国のゲートウェイは、かつて番組収録を兼ねた南米旅行で訪れた某大物女優さんのスーツケースから宝石をゴッソリ盗って行ったといういわくつきの空港。鍵を掛けないわけには行かない。


うーん、北米周りを南米駐在員(と、その帯同家族)たちが嫌っている理由がようやくわかってしまったかも。イミグレでの指紋押捺や写真撮影は今やアメリカだけではなくアルゼンチンとかでもやっているし、ESTAの申請は日本語のページもあって出費もたかだか2,000円以内の話でスムーズにクレカ決済できるし、荷物のピックアップはどこの空港でもせいぜい10メートルくらいしか歩かなくてもいい上持っていきさえすれば屈強な黒人のお兄さんがさっさとターンテーブルに乗せてくれるし特に大きな問題はないと思うのだけど、これだけ壊されては…。


ちなみにTSAのクレーム申請フォームは、アナログにもPDFをダウンロードして手書きしなきゃいけないというとんでもない形態。えーっとこれ、絶対、面倒くさくて泣き寝入りするのを狙ってるでしょ?私にはわかってるよ?しかしこれだけ硬い英文読むのって、早10年くらい前の海外営業時代以来かも知れん。お金が戻って来るかどうかと言うより、自身のプライドにかけてがんばりどころだな自分(笑)


…そんなわけで、少々高くても、アメリカ以外の国にに行く場合は米系航空会社って、一般的には避けた方がいいのかなあと思う次第です。調べたら、宝石・PC・タブレット・ミラーレス一眼レフなどある程度高性能なカメラ・電子辞書がなかった、という話もネットで散見するし。南米だけではなくて、ウィスラーでスキーするなら日系かエアカナダ、カンクンでヴァカンスするならアエロメヒコを薦めるということです。まあ私は、安いしちょっとだけ追加でお金払って上のほうの予約クラスで航空券取れば米国⇔日本間はビジネスへのアップグレードが比較的しやすい価格設定だし(※海外発券の場合)、これからも使う時は使うと思うけどね!NY好きだし!




そして全然関係ないのですが、さすがに今冬の一件でヤバいと思い、購入して持って帰ってきた血圧計の試運転として2度ほど計測してみたところ、結果は最高95/最低54、最高92/56…というものでした。よかった!(本当にイイかは疑問)