来客準備は倉庫番

金箔工芸とかモザイクとか、やりたいことはたくさんあるんだけど、いかんせんやる気が起きず…。そんな時に遊ぶ予定があるのはありがたい。とは言っても、日本の新婚さんでももうちょっとマシなアパートに住んでいるぞという感じの拙宅で、なんだけど。でも駄猫を留守番させておくことを考えると、家に来ていただいた方が気楽。今日のお客様は音大でヴァイオリン専攻→某外資系情報企業にお勤めだったTさん。華やかだけれど音楽で身を立てることの難しさを感じるキャリアだなあ…。まあ自分も、会社員生活の半分は大学の専攻とは何の関係もないプロジェクトマネージャー仕事だったから、それとは大差ないか。


いつも愛想を振りまく駄猫が暑さに参っていて無愛想だったのが申し訳なかったのだけど、トークはまあなんというか、「長くオーエルをやっていた仲間」トークに終始して楽しかった。「世帯収入だけで言えば、日本にいた時のほうがあった」というのは共通の見解ざます。まあ、その分、自分の場合は出て行くものも多かったけどね…深夜のラーメンとか深夜のラーメンとか深夜のラーメンとか(爆)


しかし、人恋しがる猫と同居し始めたことによって、明らかに来客が増えた、というか「絶対人を入れたくない」というスタンスを崩したよなあ。向こうも見たいし私も家にいたいし、なんだかちょうどいいのだ。場合によっては半ば物置小屋化しているシングルベッドルームに無理矢理散らかったものを突っ込むような形で無理矢理体裁を整えているけれど、まあ、そういう機会があるだけで「片づけられネーゼ」の私にはいいんだと思う。ただし、その部屋も「物置小屋でもいいから工場から離れた市街地に泊まりたい!」と言う、オットの会社の工場に出張してきた後輩君に開放することもあるので、そういう時には文字通りクラシック・ゲームの『倉庫番』みたいに出したり入れたりしているのだけど、それも含めて、まあ、悪くはないんだろうな。


夜は買いこみすぎてしまっていた好きな農場生産のキャベツ(この国では珍しく持ちがいい。保存料を使っているのだろうけれど…)をたっぷり温野菜にして、鶏のテリヤキ丼。アクセントは大葉。味噌汁はネギと厚揚げと豆腐。あと、友達を見送るついでに自分もふらふらと散歩がてら徒歩15分程度の生鮮に強いスーパーまでまで出かけてもやしを買ってきてリベンジした。とりあえず、ダンスがなくなる来年以降、どうやって身体を動かすか考えないとなあ。マンションのジムで走ればいいのか。