主婦のおシゴト

なんだかいきなり夏、という感じで、いきなり30度越えの日々が始まった。うちは苦労の末エアコンを付けたので平気なのだけれど、外出となると暑い。ほんとうに暑い。でも運動不足はまずいので、サンパウロの姉御・キョンキョンさん(仮名)のうちまで15分ほど歩いていくことにする。暑かった…。ちなみにブリッジの練習だったのだけれど、全員アタマが全く働かず、意味あるのかこれ、という感じだった。


夜、オットとけんか。銀行でおろしてきてくれたお金を、外出前にとりあえず布団の下に隠してそのままにしておいたのがバレて、ひどく怒られた。いや、猫アレルギーの都合上、いちいち寝室に入るたびに服を着替えているのが面倒くさくて…といっても、きっと「まるでこの国の奴らみたいだ、言い訳ばかり」と火に油を注ぐことになりそうだったので、もうそのまま寝てしまった。
「あのさ、遊びに行くことがいいけど、やることはやってよ」と言っていたけれど、かつてはできあがった洗濯物を勝手にハンガーから外してたたんでしまうのも、お風呂の排水溝にたまった髪の毛を取るのも、あなたの役割だったじゃないか。「明日からは専業主婦なんだから、洗濯物を畳むのも排水口の髪の毛を取るのも君の仕事ね」と取り決めたならともかく、たまたま暇だったからこちらがやっておいただけ、ということがそのままデフォルトの仕事になってしまって、そしてやらないでいた事をヌケ・モレだと責められてしまったら、なんだか困ってしまう。
そう言えば、ご飯をよそうのも、買った刺身を皿に並べるのも、むしろつい最近までは「やろうか?」と言ってくれていたのに、むしろ勝手にやろうとしてくれていたのに、今ではその言葉もなく、ダラダラと日本から送ってもらっている自動車雑誌をひたすら眺めている最近のオット。何だかパワーバランスがおかしくなっている。“専業主婦”という職種の、さらに“私”の場合の業務リストと付加価値を付ける仕事の例を、会社員と同じように作るべきなのだろうか。


しかしどうしよう、夜を越すけんかなんて、たぶん3年ぶりとかなんだけど。

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夕食はさわらの竜田揚げと付け合せ、揚げと豆腐と大根の味噌汁。プラスでオットには要望に応じて一昨日のシチューの残り。