欠陥マンションは晴れ、ところにより一時大雨

昨日の「ウ○チ詰まっちゃったよ騒動」とは関係なく、朝から不動産屋と設計業者、水道業者が顔を揃えてやってくる。なんでも、下の階が水漏れしているとか…別にウ○チではないようだったし、そもそもうちとは無関係の部分のようだったけれど。それにしてもこのマンション、築3年程度だというのにトラブルが絶えない。建築基準がないようなもののこの国においてもやっぱりひどいほうだと思う。狭いし!


不動産屋と「どう、住み心地は?」「狭いですね」「だから言ったでしょう」「(うそだー、あの時は「こんなにいい部屋はすぐ埋まっちゃうから」とか言ってたクセに!)どこかいいお部屋あります?」「いくらまでなら出せる?」「今、ココが30万円くらいだから、それが限度でしょうね」「じゃあ、無理」なんて会話をする。 …本当は移った方が次の借り手に家賃も吊り上げられるし(この狭い2LDKですら、最近住み始めた日本人は50万円近く出しているという。おそるべしインフレの街…)ほんとうは住み替えしてもらった方が不動産屋には美味しいのだろうけど、それでもにべもなく断られてしまった。っていうかここでも30万円って高すぎると思うんだけど、うーん、引越しはムリか…。改めて“素敵な駐在ライフ”が遠ざかっていくなあ…

午前中にバタバタと掃除機をかけたりゴミを出したりして、お昼までに洗濯物を取り込んで、さくっと賞味期限間近な日本のレトルトカレーを食べて(どうも日本の食材って出し惜しみしているうちに賞味期限を切らす傾向にある)、久しぶりに近所のモザイク工芸教室へ。駐在帯同初心者が手を出しがちと言われるハンドクラフト系はどうも不器用なせいか仕上がりが悪いのでイマイチはまりきれず、やりかけのものがやたら多いのだけど、せめてここのコースターくらいは年内に仕上げたいなあ。


と思ったら、大雨が降ってきた。スコールのような雨風とカミナリはこれからしばらくの間毎日の日課になるはずなのだけれど、問題は自分。頭と首が痛くて仕方なくなるのだ。そう言えば昔、台風が近くなった時も似たような症状があったよなあ…と思いつつ、今は別に稼いでいるわけではないので、急いで家に帰って寝て過ごす。とは言え痛くてそれほど眠れないので、テレビでサッカー観戦。もっとも、さすがにベルギー戦はやっていなかったので、W杯の欧州プレイオフスウェーデン×ポルトガルを中心にザッピング。


満員のスタッド・ドゥ・フランス、『レ・ミゼラブル』のラストシーンのように誇らしげにたなびく無数の三色旗、胴上げされるデシャン、まるで1998年ワールドカップの決勝のように盛り上がるフランスを眺めていたら料理を作るのに出遅れた(ちなみに念を押すとフランスは別にW杯で優勝したわけでは全くない、単にようやく出場が決まっただけだ)。しかたないので、オットには少し待ってもらう。薄切りバラ肉で作ったポークピカタ風、先週買った残りの大根と豆腐でもう1回同じような味噌汁、小松菜の炒めものに2日前に中華料理屋でテイクアウトした四川風鶏のから揚げをチンする。そろそろ「大雨とカミナリからの停電」の季節だから、冷蔵庫の中身きっちり使い切っていかないとね。