本から入る料理

どうしよう、お料理の本を読むのが好きだ。眺めて読むだけで実はそこまでガッツリ作れていないのがポイントなんだけど。
そんな私ですが、この国で外食というと少なく見積もっても銀座や横浜の2倍くらいお金がかかってしまうので、それなりに自炊しています。結婚してから2年は包丁を持つことすらまれだったというのは知らないふりをしていて下さい!…というわけで、食材が限られるこの国での生活において、アレンジしながらそれなりにリピートしているレシピがたくさん載っている本は、結局この3冊。

体脂肪計タニタの社員食堂 ~500kcalのまんぷく定食~

体脂肪計タニタの社員食堂 ~500kcalのまんぷく定食~

とりあえず「料理をしない兼業主婦」時代にいちおう買ってみた、往時のベストセラー。定食での再現は手際的にキビシイので、1品限定とかで結構作っている。オットは鶏のササミが嫌いなので、そこが痛いところだなあ。

会社を辞めることを決めて、横浜の地下街をふらふらしていたら行き当たった「新本ディスカウント市」でふらりと購入。よって絶版。私はこの本で藤野真紀子センセイを全面的に見直した。ここに載っている基本的な家庭料理は本当にそこまで難しくなく、美味しく作れる。全般に摂取カロリーが高そうなのも、あざとくてイイ感じ。料理で政界にのし上がったリアルチャングム(プライベートはけっこうイタそう)、本領発揮といった感じ。

Jリーグの技あり寮ごはん

Jリーグの技あり寮ごはん

ワンプレートご飯とJリーグを愛するオットに買ってみた1冊。っていうか、ヴィッセル神戸が寮母さんまでJ2(コンサドーレ札幌)から強奪しているという事実に驚いた。しかもその寮の名前が「三木谷ハウス」…。若いJリーガー向けなのでカロリーダウンのアレンジがいるけど、日曜のお昼にササッと作るのにいいメニューのヒントがたくさんある。


…ほか、おもてなし系の本とかお菓子の本もたくさん買ってはみたのだけど、よく考えたら私はキッチンスケールを持っていなかった!ということでお菓子は断念中。おもてなしは、良く考えたら、人をお招きするような素敵なダイニングテーブルを持っていないんだよね、この家…というわけでこのあたりは、また使える機会があったら作ってみたいと思ってはいます。無駄遣いとは言わせないよ!

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一日中、ぐーたら。昨日、同窓会での飲み放題とイタリアンレストランのシャンパン(途中でこぼされたので、この国の間違ったルールである「グラススパークリングでもテイスティング」と「シャンパンはなみなみと注ぐ」も併せて結果的にはまる2杯以上飲んだ気がする)での久々の飲酒がたたったのか…。本当は、自分はともかくオットには草サッカーか、せめてテニスには行って欲しいのだが…思うに、彼の近年の体調不良は、運動不足→太る→体が動かなくてスポーツしたくなくなる→運動不足→(以下略)という負のスパイラルによるものだと思うのだ。というわけで私は敢えて、嫌がるオットに“脱・ペットボトル症候群”をうながすべく大量のお茶を沸かしてみた。そもそも、ひとりで1.5リットルのダイエットペプシを毎日空けているって絶対、1.5リットル酒を飲むより糖分的によくないと思うのだ。少しずつでいいからもう少し健康的になって欲しい。
そんなオットにソース焼きそばを作ってもらった。うれしかった。