半沢直樹みた (ネタバレあり)

何が違法で何が違法じゃないかわからないのですがまあたぶん大丈夫なんじゃないか、という方法で最終回まで見ました。


うん、都銀系の駐在員の奥様と目を合わせるのが難しくなったね! 大阪編ラストで石丸幹二演じる支店長がマニラ送りになったときに「これで家族一緒の時間が取りもどせる」という奥様のセリフがあったけれど、日本から近いマニラでもあんな地獄おくりないい方じゃ、南米の非先進国送りっていうのはなんだかますます左遷っぽいよなあ。なんかあのドラマ観てる限り、本体から離れる=左遷っぽいからなあ。昔、商社マンたちは合コンで口を揃えて「俺たちは出向イコール左遷人事というわけではない」って言ってたけど、アレって本当だったんだろうか。それともそれって都銀と比較してってことだったんだろうか。


あと社宅の奥様会って本当にあるのかなあ。でも駐在妻だって、我がオットが仕えるへっぽこメーカーには婦人会なんてないけど、商社とかはフツーにあってしかも「婦人会」という堅苦しい正式名称まであるみたいだし、駐妻すべての憧れの赴任地である(と勝手に私が思っている)某国某都市あたりだと、「商社の20代トレーニーの奥様はただ座って酒を飲んでいればよいが、メーカーの社長・部長クラスの奥様はその後片付けをしなければならない」という日本人婦人会がフツーにあるみたいだしなあ。あるところにはある、っていうのが実際のところだろうなあ。そう言えば、私の伯父が今は亡き都銀に勤務していて、けっこうな好立地の社宅に住んでいたっけ。同じ敷地内に新棟が建った時にまっさきにしかもその最上階に引越していたけれど、確か当時の彼のポジションは部長が見えている次長だったはず。都銀社宅の「夫のポジションで社宅の階数が違う」というのは、きっと本当だったに違いない。まあ、1990年くらいの話だけど。(ちなみに伯父は、50代で取引先の建材会社に“出向”したけれど、副頭取まで行った同期も存在した模様)


しかしあのラストは絶対続編含みだよね。実際、続編出てるし。でも、「THE MOVIE」ではなく連ドラでじっくりやってほしいなあと思う。「THE MOVIE」ってどうしても詰め込み過ぎで雑になるから。