とある木曜日

連日快晴。部屋が狭い&湿気が多いだけに晴れた日は必ず洗濯をしているんだけど、これだけ晴れると普段のばしのばしにしているものまでスッキリ洗えるなあ。スリッパとかティッシュカバーとか。まあ、そもそもこれだけガツガツ洗うのは、パンタナールの乗馬でダニをもらってきたからなんだけど。そしてそれは、ベッドに布団乾燥機をセットした時点で解消してるんだけど、何だかついつい死ぬほど洗いまくってしまう。ティッシュカバー洗うのなんてたぶん2年ぶりくらいなんじゃないだろうか。最後に洗ったのは横浜時代で、しかも冬じゃないと思うから。


掃除機をかけて、トイレもトイレクイックル(日本から買いだめしてきたもの)で掃除し、ダラダラダラダラした後で午後からフィレンツェ金箔工芸の教室へ向かう。2週間ぶり。日本人か日系人の先生で日本語が通じる関係上、この街の駐在マダムの中で絶大な人気を誇る習い事なのだけど、微妙に治安の悪そうな道を通らなければいけない上、タクシーで片道1,000円くらいかかるので、やりかけのままなかなか足が向かない状況なんだよなあ(これが定番になっているのは、全員もれなく「奥様専属の運転手」がついていた時代の名残なんだろうな、きっと)。しかし秋にまた帰国しようとしているし、これ以上やりかけを放置するわけにもいかず、単騎特攻することに。結果、誰かに誘ってもらって行くよりもずいぶんはかどる。帰り道はその場にいた人たちにお願いして、連れ立って。ひとりで歩いて往復してる人も多そうなんだけど、なんかイヤな気が漂う道なので、ちょっとね。実際、2年に1回くらいその付近で強盗に遭った駐在員妻の記録があるんだけど、それってもしやこの教室の往復では…と思ってしまうのは、自分だけ?


会社とは反対方向に200キロ近く行ったところにある取引先との打ち合わせで直行直帰だったオットが「何か食べに行こうよー」というので、外食することに。本当はもっと遠くまで行きたかったけれど、道があまりにも混んでいたので、早い時間帯じゃないと1時間も並ぶ羽目になるので意外に足が向かない日本風ラーメン屋に行く。それでも、平日昼間なら10分と掛からない距離なのに、50分もかかった。そりゃあねえ、100メートルごとにバイク事故処理車が車線を塞いでいて、しかもそれをじろじろゆっくり眺めて通り過ぎてたら、渋滞もしますわな。さらに連鎖事故も起きるだろうし。


帰りはスーパーに寄って、料理で使うミネラルウォーターを買い込む。これでしばらくカートを引いて買い物に行かなくて済むので嬉しい。