7月の終わりに行く、冬休みの旅行

moeringal2012-08-02

「日当たりのよい、北向きの部屋」に続き、慣れない言葉なのですが「7月末の冬休み」に世界遺産のパンタナール湿原に行ってきました。


いやーーーーーー、大変だった。大変だったって、客室にハエや蚊のみならずアリとかカエルまで出るんだよー!各旅行会社から、「不思議とあそこは虫が出ないんです、部屋に入ると」と言われていたのにその状況はキツかった。眠れなかったもん。私以上に虫が苦手で、さらにかわいそうな事に虫よけがあまり聞かなくて手だけで40か所以上刺された(しかも、なかなか引っ込まないので、まるで手塚治虫の漫画に出てくる変な疫病にかかった人みたいボコボコの手になってる)オットはかわいそうだった。それに、水は変な赤水だしさー。アレで3泊はきついわ。


さらにきつかったのは、宿の人もガイドさんもいい人で、部屋を3回も替えたりとか精いっぱい色々してくれたこと。他の人(欧米中心のきわめてインターナショナルな客層)は満足そうだしね。そしてパンタナール北部に都会人向けのラグジュアリーな宿などなく、おそらくはそこなど最もホスピタリティにあふれたいい宿だったと思われること。ああ、ごめんね、うちら本当にヤワな都会人だったね…。


もちろん楽しかったり面白かったりしたこともたくさんあったし、いい写真もたくさん撮れたのですが、そちらはFacebookからリンクしてる旅行ブログのほうで(通称「キレイブログ」、リンクはこの日記のどこかにも貼ったはず…)。ちなみに、シャワーの水が赤くなるのは「雨季と乾季が切り替わる時期」特有だそうで、だからこそ動物なんかは死ぬほどたくさん見れたことも付け加えておきます。ヤワな都会人は動物をあきらめて、パッキリ乾季か雨季に行きましょうね、パンタナールは。


しかしほんの数回前の投稿で、「旅への情熱が薄いから駐在員妻は旅への文句が多い」って大批判していたのに、何という事でしょう。そもそもは「旅行に行かないと会社が休みづらいからどこかに行きたい」ってオットが言ったのが今回の旅行の始まりだったんだよね。家族の精神的なサポートのために、時には情熱がなくても旅に出る。みんな、事情を抱えているのね。