ヨコハマでもナゴヤでも

うん、何かねえ、横浜に残ってても球団フロントにイライラするのは一緒だったよ。だったらメチャクチャ嬉しそうな山崎武司の復帰劇でほっこりしてた方がマシかもしんない。

横浜M、木村和司監督を解任…天皇杯4強入りも
読売新聞 12月30日(金)13時26分配信J1横浜Mは30日、木村和司監督(53)の解任と、樋口靖洋コーチ(50)の監督昇格を発表した。木村監督は2年目の今季はリーグ5位。2004年の優勝後、中位にとどまっていたクラブを浮上させ、天皇杯も4強入りした。
成績が上向いたにもかかわらず解任した理由について、嘉悦朗(かえつあきら)社長は、戦術面で一貫せず期待した得点増も実現できなかったと指摘。「積み上げた感覚がなく、来季に大きなリスクを背負う」と説明した。新監督の選考にあたっては継続性を重視したと明かすとともに、自らも責任をとって来季の役員報酬を50%カットするとした。
2008年にJ1大宮を率いるなどの指導歴を持つ樋口新監督は、「非常に重い仕事。継承しつつ、具体化したい」と話した。

っていうかこの間までこんな話が出てたような。そもそも複数年契約だったような。

横浜・木村監督続投!2年目でV争い絡む躍進
スポーツニッポン 2011年10月23日 06:00 横浜が、木村和司監督(53)の来季続投の方針を固めたことが22日までに分かった。チームは今季序盤から優勝争いを繰り広げるなど大きく躍進した。フロントもその手腕を高く評価。昨オフに複数年契約を結んでおり、チームは来季も木村和司体制で臨むことが確実となった。
自ら「手探りのところもあった」と振り返った1年目の昨季は8位に終わった。だが、「遠慮せずに行く」と臨んだ2年目の今季は、オフに補強した谷口や小林らをチームにフィットさせるなど手腕を発揮。4月23日にかつての王者・鹿島から白星を奪い、7月9日の磐田戦後に1944日ぶりの首位に立った。
その後も粘り強い戦いで上位争いを続け、現在4位。この日は浦和に逆転負けを喫し、04年以来7季ぶりとなる逆転優勝は厳しくなったが、フロントは来季も引き続き木村監督にチームを託すことになった。木村体制3年目の来季、横浜は名門の完全復活を目指す。

うーーーーーん、確か去年、「ACL出場権(=J1で3位以内or天皇杯優勝)できなかったら辞める」って言ってたのは監督じゃなくて社長のほうだったような。社長は50%役員報酬カットって、でも、要するに辞任はしないってことでしょ。確かに木村和司の采配は確かに誉められたものじゃない(っていうか何だったんだ、延長での3バックは。3バックに慣れてるセンターバックはもう去年軒並み首切っちゃったのに!)けど、なんか行き当たりばったり感が否めないんだよな、相変わらず。和司(呼び捨て)の呆然とした表情は、たぶん試合前には「勝てなきゃクビ」って言われてたとは思うんだけど(あともしかしたら、中澤と俊輔あたりはそれを知ってたのかも。あまりにも必死だったし、あまりにも泣いていたから)。…でもだったら先にその旨発表するべきだよね。他所だって発表してて「●●さんを国立に」とかやってるわけだし。しかも、“積み上げた感覚がない”っていう解任理由と“継続性の重視”っていう内部昇格の理由がどうにも矛盾してるし、ああ、イライラする。解任するなら新しい監督招いてスクラップ&ビルドしなきゃ駄目だし。そもそも、だったら元スタアで指導歴の乏しい和司を監督にしちゃダメでしょ。去年松田直樹を切った時に、「そうか、松田を切れるのは和司だけっていう筋書きか。日産自動車時代の人のことはやっぱり厚遇するんだなあ」なんて思ってたけど、違ったみたい。松田を切るのも和司を切るのも、結論だけ見れば別に理解できるんだけど、それに至るプロセスがなってない(途中で一旦「継続契約」の話があったのが急転してるっぽいのも一緒)。単なる場当たり成果主義(自分は保身)って感じ? 本当つくづく、OBをゴミとしか思ってないクラブだ。井原はレイソル行って正解なんだろうなぁ。


それでもマリノスサポーターは平然としてるっぽいあたり、っていうか私はやっぱりニッサン的人事の考え方が気に食わないだけなのかもしれん(嘉悦社長は日産自動車の人事畑のやり手だったらしいです。特に、かの日産リバイバルプラン時代の) まあ、また横浜に住んだらそこそこには応援するけどね。