つれづれ日記〜時は川、きのうは岸辺

ここ2〜3日、ようやくサンパウロは初夏らしいいいお天気。朝から洗濯物を干して(※本当はしてはいけません。ベランダの人から目に入らない場所に、小物だけをこっそり干してるの)、ごろごろ。

火曜日はオットが早帰りの日なので、予約を取ってレストランへ行くことにした。まるで麻布あたりにありそうなおしゃれなお店で、イタリアンベースの味もなかなかのもの。やっぱりよくわからないなー、サンパウロって。パラレルワールドの都会みたいだ。ちなみに値段ももちろん麻布レートで、夜でアラカルトで前菜・パスタ・メイン・デザートとコーヒーまで頼んで7500円とか。


…って、実は昨日11月7日は私たちの結婚記念日だったのです! いやあ、「お子さんは?」「その年齢なら早く欲しいでしょ?」と言われ続け、それに対し「いやーまだまだそんな状況じゃなくて」と言い続けて早2年。私の転職にオットの転勤、加えて2回の、まるっきりアウェーな土地への引越し。そうそう、2年前は「横浜の人のアバウトな陽気さ」に恐れ入ってたんだっけ。で、今は同路線でなおかつパワーアップしたサンパウロにいる。そして3年前はオットと付き合ってはいたものの、終身雇用の会社で一生過ごす人生を捨てようかどうしようか少しだけ迷っていた。


人間、流れ始めたらどこまででも流れていけるものなのだなあと驚く。この日記を書き始めた頃はあんなに必死で守っていたものは、いったい何だったんだろう。でも、ちょっとだけ惜しかったな、とも思う。



今回、ベルリンに一人で行って、サンパウロでぼんやり生活(一応)していて、何となく買いなおそうかなと思っているユーミンのアルバム。Youtubeで何度も曲を聴いてみたりしています。ユーミン史上最も鬱で暗いアルバム、と言われているけれど、私の気分はタイトルチューンと“水の影”(少し前までNHK世界遺産の番組のテーマだった)だよ! “コンパートメント”(睡眠薬自殺を描いた曲)じゃないよ!!!

時のないホテル

時のないホテル


今日の献立:料理をしないオットのためにそろそろ冷蔵庫の中を片付けなきゃいけないので書いていきます。夜はそんな風だったんだけど、昼は、ホウレン草と豚バラの薄切り肉が大量にあったので、出張者さんからのお土産だったマルちゃんの袋麺に入れて、ラーメン。チャーシューもどきを作るのはちょっと時間的肉の質的に厳しかったので、適当に醤油で焼いた。