避難中です

名古屋・プリンセス大通りで、運悪く震災当日汐留の高層ビルに出張していたというakoちゃんと、もともとの予定通り夜ご飯。無事を祝って、乾杯!


地震発生翌日に名古屋へ帰ったakoちゃんに、そのあと起きたいろいろな、微妙な不安を話す。断続的に足元が揺れる、気付くと気象庁のホームページを見ていていちいち不安になる、電車に乗るにもどこでも大行列の熱気で空気が悪い、結果目まいと不眠が止まらない、コンビニはお菓子まで品切れ、デパートは17時閉店でまともに会社に行っていたら買えなくて結果的に空腹、節電を意識してエアコンを止めたら風邪ひいた、停電のスケジュールがハッキリ定まらないせいで診療所の営業状況も微妙、病院は人だらけ。っていうか私、自宅待機解除後も会社行ってないんだよね。親にも義理の親にも心配されたから予定より(ほんのわずかな時間ですが)早めに名古屋へ帰ってきてしまった。帰ってきてからは、大充実のスーパー(一部、懐中電灯に単一の乾電池やレインコート、アナログなガーゼマスク、ぐるぐる回して点ける携帯ラジオ、六甲のおいしい水2リットルを除く)にウキウキしつつ、能天気な人たちの顔つきにギャップを感じつつ、いつも帰省したときの半分も元気が出ない。メンタルもフィジカルも、最悪。akoちゃんはakoちゃんで、「そんなことより東南海が怖い」と言いつつも「隣の高層ビルがびっくりするくらいぐにゃぐにゃ揺れてるのが見えた」「高いところにあるレストランって好きなんだけど、今はそんな気になれない」とのこと。


「今回、ほんとうの被災者のひとたちのことを考えると、2時間やそこら歩かされたり合計30階くらい階段上り下りしたりってどうということはないけど、でもワタシタチってある意味被災者だよね、『東日本大震災』じゃなくて『首都圏を襲った震度5強の地震』の」


ということで意見が一致した。ところで、『長野県北信を襲って今も余震が続く震度6強地震』とか『静岡県富士宮市近辺を直撃した震度6強地震』とか、報道的にはすっかり忘れられいるけど、彼ら、大丈夫なんだろうか?


…ちなみに、この日記読んでくれている名古屋の友達へ。おかげさまで大丈夫です。母まで急に通常より血圧が60以上上がってしまって(入院等には幸いならず)、あまり精神的に余裕がないので、もともとの約束は除いて誰にも連絡せずけっこう引きこもっていますが。



【LA LUNA AZZURRA [ラ・ルーナ・アッズッラ]】 プリンセス大通り沿いナディアパーク横、スタイリッシュ過ぎないワインバー。「地震が来たときガラスが割れると怖いなー」と思いつつ、矢場公園が見下ろせる席がおススメ。
http://www.hotpepper.jp/strJ000743088/