株主総会とファミコンソフト

恒例の「社長」の渾名を持つ高校時代の友人率いる株主総会(仮名)。昨年は切迫早産の恐れで入院中だった社長も今年は若マダム然としたワンピース姿に可愛いニーハイブーツで元気に参加、総勢10人が集まっての会となりました。
また結婚が決まった子もいたし、子連れの子もずいぶん増えて、みんな大人になったなあと思う。Rちゃんと社長が離乳食の話で盛り上がっているなんて! ほんの何回か前のこの会では、みんな迷える婚活女子だったのになあ。


やっぱり実家の近くに住める人と結婚した子は何かと便利そうで羨ましいなあとか、相変わらずいろいろ考えさせられます。この間のCとE子と言い、最近、古い友達の多くは「子育て」関連で盛り上がっているので、話題に乗り遅れたくないような、そんな事を思ってしまう自分がちょっと嫌なような。だって、子供はファミコンソフトじゃないもんねー。うちは幸い、オットの実家も「一人息子が老後さびしい思いをしなくて済むようになってよかった」というだけで満足気だし、うちはうちで「不妊治療ってものすごくお金かかるらしいねぇ、できればできたほうがいいけど、そうまでしなくてもね」というクールな感じなので(さすが一人っ子同士、すでに親の世代からして人口の先細りなどまるっきり考えていない)、まだ切実な必要性には欠けてる状況なんですよね。でも、結婚1年以上経ってるんだからそろそろって感じなのかなあ。っていうか周囲で30過ぎてから結婚した子って皆1年以内に妊娠はしてるよなあ。でも、東京近郊にいると、若いママと同じくらいオーバーフォーティの年老いたママ(ともすればおばあちゃんみたいな。でも、確実に彼女の、しかも初産の子)もたくさん見かけるから別にいいのか。ただ女医Rちゃん曰く、やっぱりある年齢より上になると卵子が古くて健康な子供が産まれにくくなるらしいしなあ。 …相変わらず、世間の一般常識がどうなっているのかよくわからない状態で、今年も一年過ぎていくようです。