断って捨てて離れる生活

日記読み返してて思ったんですが、しかし何だかんだ言いつつ、少し前より精神的に楽なことはラクなんです、最近。そしてたぶん、春に仕事を増やされて以降、どれだけ仕事で上司に怒られようとも、今が一番気がラク。何でだ? …と思ったら、会社全体の雰囲気が少しだけ「早く帰りましょう」というモードに振れていることもあるにはあるんだけど、私自身が生活を変えていることに気付いた。すなわち、「ほかに何もしない生活」に。具体的には、


1.「いい奥さん」に近づこうとすることをやめた…平日でも1日くらいは早く帰って自炊、じゃなくて手料理★とか、休日は主に手料理★とか、家計簿をつける、とか出社時間の遅さを活かして平日の朝掃除機をかける、ということをやめました。レシートはもらってはいるんだけど溜めっぱなし、掃除も洗濯も平日はそれぞれ週に1回すればイイや、という感じ。あとは外食とコンビ二ものよりは防腐剤が少なそうとは言えテイクアウトの弁当ばっかり。土日も、日曜の夜に保存の効く料理を作る程度(自炊をしないぶん、ここで節約するイメージ)。隔週カレー、隔週なんか適当料理、で満足してくれるオットには感謝です。鬼嫁上等。

2.「アフター5も充実系オーエル」でいようとすることをやめた…本当は私は、週に2回くらいは17時半には会社を上がって、デパートに行ったり、飲みに行ったり、お稽古事をしたりしたかったほうです。実際、試みたこともあります。でも、やめました。「ああ、もう18時半…でも、仕事片付いてない!!! 今日はフラワーアレンジメントのお稽古なのに!」みたいな焦り、まだ皆ヨユウで仕事してる中こっそり「お先に失礼します」と席を立つ気まずさ(こういう時A型だなあワタシと思う)、結局遅刻して先生に謝る申し訳なさ、そういうプレッシャーからはお陰で解放された。飲み会関係も同様で、回数をぐっと減らしてしまえば、調整はできる。最悪有給を取ってしまうとかね。

3.「少しでも上記1,2に近づこうとするのをやめた」…とは言え、本来やりたかったことをできないのは辛い。というわけで、実は夏頃、ひっそり転職活動を試みていました。すなわち、お給料は減っても満員電車に乗る時間が少ない、定時の日が厳格に設定されているような会社を探していたんですね。応募もしました。しかし、ビックリするくらい、既に書類が通らない。でも、「女性・既婚(子供ナシ)・30代」ってやっぱり求められていないんだなあ、そりゃそうだよなあ、と客観的に思ったのも事実。育休による長期離脱とか、そりゃリスク高いよねー。今の会社にもいいところはいっぱいあるし、ようやく慣れてきたとも言えるし。「本当はアタシこんな仕事したいのになあ」という欲望もあるのですが、それはまた別の話。…そんなわけで、転職活動(に実際にはまだ至っていない)はいったん、終了。履歴書を書いたり、求人情報に目を光らせたりする時間の代わりに、ネットサーフィンとか雑誌の立ち読みとかしょうもないことに使えるようになって、精神的には2倍・3倍ラクになった。


…こんなところでしょうか。あれもこれもしたい、と思うから辛かったんだな、とつくづく思います。人間、欲深くなってはいけないのね。今ある環境に感謝するようにつとめて、余分なことを頭の中から排除するようにしたのは、いい傾向かもしれません。今したいこと、ではなく、今の自分にできることと最低限必要なものだけを最低限残して、あとは捨てていく生活。会社の福利厚生制度で買って読んでみた『断捨離』に書いてあるような物質的なモノの片付けはあまり実践できそうにない私だけど、ココロの中の『断捨離』が結構うまくいっている状態なのかも。とりあえずキャパオーバーなものを「不要」「不適」としたら(それが正しいかどうかはともかく)、「不快」が少し減った状態。

新・片づけ術「断捨離」

新・片づけ術「断捨離」

と、思っていたら年末に向けて、大好きな友達との「あそぼう!」話が色々出てきました。週末は土日どちらかに1日、平日は2週に1日…というペースでスケジュールを調整させてもらったら、なんだかいつもの「プレッシャー」ではなく「ワクワク」な感じで、毎日楽しくなってきたー!!!

まあ、何事もほどほどに、無理をしちゃダメ、って事ですね。