諦めつつ、熱くなりつつ

少なくとも今の会社では、もう仕事で熱くなんかなるもんか、と思っている。いい意味でも悪い意味でも。いい意味ではつまり「冷静であれ」ということ。悪い意味では「理想を追い求めるな」ということ。熱くなって上手く行かない事も、時としてよくあるのだ。今日は、その好例。


それでも今日はつい熱くなってしまった。他の部署のグループリーダーの女の子(同年代・ただし長年この会社で働いている)に、彼女の部下である、かなり頼りなくて知識も足りていない新卒2年目の担当者に、会議時だけでも適切なサポートをつけてもらえないか依頼したら、「私は●●君のお守りじゃありません。だから私にそれを依頼しないでください」だって。だったら誰にそれを依頼するの? グループリーダーでしょ? 普通、だったら彼よりは頼りになるベテランの社員をアサインくらいはするよね? それって、職務放棄って言わない? ほか、あまりにも紋切り型の仕事しかしないその部署に対して、業務の進め方の話で意見を申し上げてしまった、ついつい。


そうしたら彼女は私の直接の上司にこっそり、本質をまるっきり無視した怒りのメールを夜21時過ぎに送りつけたらしい。それっていかにも、ヒステリー気味なプライドの高い女性社員そのものだよなあ。今の私の上司(体育会出身)はとりあえず謝ってしまえば対応が途端に甘くなるので、1パーセントでも自分に非がある限りさっさと謝ることに決めているのだけど、そしてそれで実際それなりにうまく回るのだけど、自家中毒っぽく自分の中に変なものは溜まっていくよね。少なくとも後味は良くない。あーあ。


と、忘年会で浮かれている人たちに混じって帰る、酒臭い東海道線22時すぎ。