非・「朝活」のススメ

『就活』という言葉が生まれたのは恐らく私が大学生だった頃だろうと思われるのだけど、『婚活』あたりから何やら空前の『活』ブームになっていると思うのは気のせいでしょうか。世の中、そんなに気合入れて活動しなきゃいけないことだらけなのかねえ。


でもって、この1年ほどもてはやされているらしいのが『朝活』。朝に活動するってことらしいんだけど、このネーミングセンスそのものがまず疑問な上、去年まで約5年間、毎朝5時半に起きて6時半より早く家を出る生活を続けていた自分にとっては「これ以上朝早く起きてどうするんだ!」と腹立たしい以外の何者でもありません。そもそも、「陽が昇ると共に活動を開始する」のが身体にいいなら、冬の『朝活』なんて身体に悪い以外の何者でもないじゃん。朝9時に家を出ればいい生活しかこれまでに送ってきていない種族の言葉だよソレ…と9時台にもかかわらず通勤の人でスーパー満員電車な東海道線に揺られつつ改めて思う今日この頃です。結構多いんですね、10時出社の人って世の中。


ちなみに朝8時45分に家を出ればいい生活(しかし家に帰れるのも早くて21時)に急激に切り替わったにもかかわらず、習慣とは恐ろしいもので、陽の出からしばらくした5時半には目が覚め続ける今日この頃です。冬はそんな事なかったんだけどなあ。だいたいはそこでまた2度寝するんだけど、今は梅雨時、そして今日は珍しい晴れマークの日。そこで勢いに乗って洗濯物を2度も回し、ついでにその間の空き時間に掃除機もかけてみました…だって、溜まってたんだもん洗濯物。次、いつ晴れるかわかんないし、乾燥機ってやっぱりあんまし好きじゃないし。

しかし、膨大な2回分の洗濯物を干した途端、達成感と共にどっと襲ってきた疲れの嵐。時間はすでに普段起きる時間、休む間は既になし。いやあ、行けるのか、会社(っていうか仕事あるので行くしかないんですが)。しかも、その時間になってしまうと、別に早めに出社して仕事に取り掛かれるようなアドバンテージもない。


…いやあ、やっぱり意味ないよ、『朝活』。会社に行く前に疲れ果てちゃったら、元も子もないじゃん。