真因を追究してみよう

苛々している。その原因のひとつはかつて私が働いていた業界のバッシング報道であることは昨日の日記で書いたとおりだ。まあ、それなりの思い入れがあるのは仕方ないとして、じゃあ何でそこまで同じ報道の繰り返しに苛々するのか。…というわけで、そのまた原因を考えてみた。「『なぜ』を3回繰り返して真の原因を追究する」のは今猛烈にバッシングされているあの企業体の基本理念だ。


っていうか私、ニュースの見すぎだよ、たぶん。


私の一日を簡単に紹介する。まず、朝7時過ぎに起き、朝食を食べたり洗濯物を干したりしながら「めざましテレビ」と「朝ズバ」をテレビの2画面モードで見る。8時からは「めざまし」の代わりに「とくダネ!」を見ながら着替えて家を出る。
会社が終わって帰宅すると、最近はわりと自分のペースで仕事ができているので、まずNHKの「9時のニュース」を見る。(21時代のドラマはなかなか通して見られないので、とりあえずある意味“単発”のニュースの方が“見られない・間に合わない”という精神的ストレスを回避できるのだ)。22時前には夫も帰ってきて、彼は大変な「報道ステーション」派なので今度はそれを、私が見たいドラマと2画面モードにして見る。23時からはお風呂に入ったりしながら、あまり集中しない感じで「ZERO」を見る。で、就寝。


どうだ、これ。書いててビックリだよー。


もう1回「なんでこんなニューズづくしになるんだ」と原因を探ってみると、原因は夫。大阪出身で、ローカル深夜お笑い番組をこよなく愛していたらしい夫は、今の“漫才でもコントでもない、ただ勢いだけのお笑いブーム”に懐疑的なので、「リンカーン」以外のバラエティは見ないどころかむしろ嫌っているんですよねー。「エンタ」とかコント中心の番組も「レベルが低すぎる」と見ていてむしろ怒りはじめちゃうケースが多いし。あと、基本的に洋画が嫌い。


かつて“「活字はビジネス書と日経しか読まない、TVはニュースしか見ない」という渋い男”に憧れていた私ですが、うーん、それってやっぱり苦しいかも。少なくとも今の夫は活字は自動車雑誌のしかも眉唾新車スクープ誌しか買ってこないけど、それだけに一応、私の読書への一定の理解はあるからなぁ。バラエティしか見ない男っていうのもイヤだから、とりあえずこの真の原因への対策は封印しておこうっと。個人的には、エセセレブこと埼玉不審死事件とか、海老蔵小林麻央の新居大解剖とか、もうちょっとワイドショーっぽい案件を楽しく見て、主婦気分にひたりたいところです(笑)