ブライダル回顧録1/披露宴BGM

moeringal2009-11-22

すいません、2週間もたってまだまだ身辺整理が住んでいないどころか次から次へと送っていただく皆さんに撮って頂いた写真でいちいち興奮し、まだまだ結婚式気分が抜け切らない今日この頃です(笑)。嬉しいなー。しかしバカだなー。

出席していただいた方や、今の会社の若い女の子達に色々と聞かれたりもしたので、ちょっとここしばらくは結婚式レビューでもしようかなと思います。データとか書いたものとか色々、忘れちゃうしね。まずは、当日の音楽セットリストから。

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来賓入場:フルートとハープのための協奏曲(モーツァルト)〜クエスチョン・オブ・オナー(サラ・ブライトマン)〜wild child(エンヤ)
新郎新婦入場:Everything's Gonna Be Alright (SWEETBOX/1997年版)
プロフィール紹介: Can You Celebrate? (安室奈美恵≪オルゴールインスト版≫)
乾杯:Lovely Day(AKAKAGE)
ケーキ入刀: There Must Be An Angel (ユーリズミックス)
歓談(1): Grand gallery presents holiday 2(V.A.)
中座(1)[挙式時の証人と]:only time (エンヤ)
生い立ちビデオ: The Gift (BLUE)
再入場(1):SOMEWHERE (SWEETBOX)
テーブルラウンド〜歓談(2):君の瞳に恋してる〜アルバム“FLAVOR BOSSA CASE3”をそのまま流す
中座(2)[新婦母親と]:Lovin'you (ジャネット・ケイ)
中座中歓談:My Favorite Things〜アルバム“33 Trenta Tre”をそのまま流す
再入場(2)〜キャンドルサービス:美女と野獣(ピーボ・ブライソン&セリーヌ・ディオン)〜ホール・ニュー・ワールド(ピーボ・ブライソン&R.ベル)
メインキャンドル点火〜歓談(3):Birds (FREETEMPO)〜アルバム“SOUNDS”をそのまま流す
友人スピーチ後の歓談(4):SUNDAY MORNING〜以下アルバム“SONGS ABOUT JANE”をそのまま流す (マルーン5
花束贈呈:Mama (スパイス・ガールズ
新婦挨拶/新郎挨拶:If we hold on together (ダイアナ・ロス&シュープリームス
お開き:君の瞳に恋してる(ローリン・ヒル)〜Skyhigh〜theory(以上、FREETEMPO
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凝る人は凝ると言うし、挙式日が近い親友同士で共通のお気に入りナンバーを奪い合ったという話も聞いたことがあるし、ホテル側にも比較的早い打ち合わせの段階から「考えておいてくださいねー」と言われていた披露宴のBGMですが、私の場合は直前まで何も考えていませんでした。っていうか考える暇もなかった。お任せにしても、間違って最近の披露宴スタンダードだという「湘南乃風」とかミスチルとかゆずとか流れちゃってもキャラに合わなくて辛いなあ、ああ、考えなきゃ…と思っていたのですが、どうにもギリギリになって、まだ考えていない。音源も、ホテルがご参考用のデモテープをくれていたくらい。どうしよう!!! 慌てて『最強使える約200曲! 保存版ウエディングBGMパーフェクトBOOK』が綴じ込み付録になっていたゼクシィ2009年11月号を買い込む始末。…っていうか、披露宴の10日前にゼクシィを買う花嫁なんて聞いたことがないよ! いくら切羽詰るまで何もできない体質だからって言っても程があるだろー…。

…そこで私は思い出しました。学生時代、在籍していた放送系サークルの活動として、学食でかける音楽を選んでいたとき、6月に『ウェディングBGM』をテーマとして30分の音楽番組を作ったことを。うちの大学は学内のチャペルと学校に隣接する大きな教会とダブルで結婚式を挙げることができて、桜が綺麗な4月、ジューンブライドの6月、あと学園祭シーズンの10月なんかも花嫁を頻繁に見かけたがゆえの企画を立ててみた模様なのですが、いやあ、その古いスクリプトの記録が役に立った! 何しろ「花嫁への憧れ」が人並みにあった20才そこそこの頃のセンスなので、ベタでロマンチックで“当時のイマドキ”な曲が並んでいたのです。少々古臭くても、会場がクラシックなホテルだし、ゲストも同世代だし、それはそれでいいじゃん。

と、いうわけで、入退場とか花束贈呈とかいわゆる「決め」のシーンは2000年ちょっと前くらいのトレンド曲が多めの構成になっています。 BGMって出席者はそこまで気にしない部分かもしれないけど、本人としてはノリノリに自分に酔えるかどうかが決まると思うので、好きな曲(もちろん『離婚』や『逮捕』など縁起の悪いあの邦楽曲も、オルゴールバージョンでさりげなく使用)や思い出の曲をなるべく入れるといいかなーと思います。『美女と野獣』のテーマとか、ドレス着て大広間に入るシーンの主役が自分に回ってくることなんて二度とないと思うので、そこら辺はナルシシズムに酔えて本当に楽しかった。

個人的に好きなのは、ジャネット・ケイのラバーズ・ロックな『Lovin'you』やローリン・ヒルのドゥワップ調『君の瞳に恋してる』など定番曲のカバー(『My favorite things』もサウンド・オブ・ミュージックのあの曲のカバー)。気にしないだろうとは思いつつ、上司や親族など、やや年齢層が上の人でも耳なじみのあるメロディの方が安心感があると思うし…。逆に、『There must be an angel』も、私の前職および新郎の勤務先とはライバルに当たる自動車会社のCMで使われていたカントリー&ボッサ調のカバーバージョンが使いたかったんだけど、さすがにそれは避けました(苦笑・ちなみにユーリズミックスの原曲なら自社CMで使われていたので、そちらを採用)。 あと、ここ数年の定番スウィートボックスだけど、かの『Everything's Gonna Be Alright』は、クラシカルな定番スタイルに合わせるなら、甘甘すぎない&ブラック要素の強い初期ボーカリストの97年版がバックの“G線上のアリア”クラシック演奏もより目立つのでエレガントに決まるし、最近の若い子は知らないだろうし、結構オススメです(私は当時のインパクトが強くて、絶対こちらを使いたかっただけですが)。

生い立ちビデオのBGMだったBLUEのThe Giftはホテルの人に相談してそのまま決めてしまったんですが、槙原敬之が作詞・作曲してるんですね。ビックリ。でもいい曲で、いい意味でプロっぽくて(笑)すごく良かったです。プロと言えばいっその事めちゃくちゃ大げさな新郎新婦入場をしたければ、ブライダルフェアで流れていたリベラ『彼方の光』なんかもイチオシ。私も使いたかった…単に担当の人から聞いていたにもかかわらず曲名忘れてただけなんですけど(さっきビエラの新しいCM見てて思い出した)。式場の人もお客をよく見ているので、こだわりがなかったり時間がなかったり迷ったりした場合は、自分の好みだけ伝えてあとはお任せにしても、プロっぽくて素敵になると思う。たぶんタダだし、忌み言葉とかのある歌詞を含んだ曲は避けてくれていると思うし。

その他、間に挟む曲や歓談BGMはここ数年クルマの中とかでよく聞いてたアルバムの中でも静かすぎない、かと言ってうるさすぎないものを中心に据えました。詳細は下記。

Grand gallery presents holiday 2

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33-トレンタ・トレ

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Flavor Bossa Case III

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theory×FreeTEMPO

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