オトナのロマン

急な仕事がない事を確認して午後から有給を取る事にした(うちの会社は、ある程度出世するまでは強制的に休みを取らなければいけない感じになっている。毎月ン千円の組合費および労基のストーカーじみた厳しすぎるチェックの賜物)。ようやくマトモな身分証明書=免許証を再交付してもらったところで、今度はキャッシュカードの再発行に出向かなければいけない。スリからのリカバリーは遭った時の衝撃以上にあとが面倒くさいのが問題だと思う。
別にもっと自宅寄りの駅にもあるのにとりあえず栄・三越に入っている支店へ行ったのが、あー失敗だったー。
気付いたら三越のMプルでかわいいTシャツ(約9,000円)を買っていたのはいいとして、なんとADOREでスカート2着も試着して気付いたら買ってたよ!!! アドーアなんて基本的には手の届かないブランドなのに!!! っていうかセンパでやっすい服をちょっとだけ買い足そうとしてただけだったはずなのにコレって…。しかしアドーアティアードスカートの、ティアードなのにオトナっぽいカットや仕立てのよさといったらなかったんだもん。買ったの(約29,000円)はもちろん着倒すけど、あわよくばバーゲンでもう一着(約34,000円)のほうも狙おうと思ってる自分が我ながら恐ろしいっす。残るといいなあ。
そしてそれよりもっとやばいのがふらりと立ち寄ってしまったフランク・ミューラー。何と店員さんは、私が昨年11月に立ち寄った事を覚えていた。どんだけアクの強い客だったんだ自分…。気付いたらおねだん70万円少々の時計のピンクが入荷したら見せてもらう約束をしている始末。っていうか大丈夫か、私。なんか色々壊れかかってはいないか。
それにしても驚くのが自分の服飾関係に関する経済観念が学生の頃からちっとも変わってないって事である。大学生の頃は、社会人になって稼ぐようになればアンナ・モリナーリの服やらセルジオ・ロッシの靴やらなんて買い放題だと思っていたのになあ。 実際は、社会人●年目にして「一日にこんなに買ったら後の明細が怖くて買えない!!!」とジルスチュアートのキャミ(約8,000円)すら断念したこの安オーエルっぷり。ああ、早くアンナ・モリナーリが躊躇なく買える大人になりたいものです。…まあそれ以前に、この年齢でアンナ・モリナーリのヒラヒラ花柄やジルのフリル付キャミ、ピンクの腕時計はアリなのか、というのがもっと大きな問題ではあるんですが。