ぎ・ふ!!!

moeringal2008-02-24

結構サッカーを観るのが好きであるにもかかわらず(恥ずかしながら)もっぱらTV観戦専門だった私ですが、偶然チケットをもらったのでついに生のサッカーを観に行ってました。
試合はJリーグプレシーズンマッチ。今年からJ2に昇格したFC岐阜名古屋グランパスエイトの対戦です。場所はどちらかと言うとFC岐阜のホームと思われる長良川競技場…という事で、岐阜まで移動。お友達のマダムちえぞうさんから昔の彼氏(!)まで、岐阜市出身の知人を数多く持つ私ですが、実は岐阜市を訪問するのは生まれて初めてに近いような気がします。電車なら名駅からならものの20分くらいだし、金華山なんかはデエトコースで名高いんだけどね…。
さてサッカーですが、いいお天気ではあるけどものすごく寒かったです。カイロ持ってババシャツ着てマフラー巻いてさらにパシュミナを膝掛けにしてるのにまだ寒い。地元同士の対決、さらに片やJ2初昇格、片やストイコビッチ監督として初登場…と話題に事欠かなかったせいかお客さんは8割以上入っていたし、報道用と思われるヘリまで飛んでいましたが、しかし寒いよー。でも、間近で見られる(比較的狭いスタジアムなのか、コーナーキックなんかはかなり臨場感たっぷりに観ることができた)サッカーはやっぱりかなり面白かったので、また観にいきたいなー。今度はもうちょっといい季節で、しかもグランパスの試合だったら是非玉田にもスタメンで出て欲しいものだわ。
ちなみに写真のバックにある建築物は都ホテルらしいのですが、何となく過ぎ去ったバブルの香りがぷんぷんしていました。このスタジアムを含む岐阜メモリアルセンターだか世界イベント村だかは、もしや昔バブル期に開催されてうちの従姉(43)がどこぞのパビリオンでコンパニオンのバイトをしていた『ぎふ中部未来博』の跡地なんだろうか。そう言えば明らかに岡本太郎っぽいオブジェもあったし。
帰りは、折角岐阜まで来たし…という事で、去年の秋に新しくできたばかりという高層ビル『岐阜シティ・タワー43』へ寄り道。「らっしゃい横丁」と銘打たれたレストラン街はちょっとセントレア一般商業ゾーンの左半分とかサンシャイン栄ラーメン横丁とか池袋サンシャインのナンジャタウン(今でもあるのかな)とかを思い出させる作りだったけど、うーん、その他のお店はイマイチ少ないなぁ。なぜか「五木ひろしプロデュース」と銘打たれたお土産屋さんが一番目立っていた程度です。何で五木ひろしなのか…と思ったのですが、ふと思い立ったのは大昔の名曲『長良川艶歌』。毎年紅白を見ているのでスタジアムの行き帰りに「柳ヶ瀬」という場所を通りがかった時には真っ先に美川憲一『柳ヶ瀬ブルース』を思い出して「おお、ここが…」などと妙な感慨にふけった私だけど、そこまではすぐにはピンと来なかったよー。でもきっとそうに違いない(決めつけ)。
無料だったので最上階の展望室にも上って来ました。寒くて晴れていたので、名駅の方はもちろん遙か自宅近くの東山スカイタワーまで肉眼で見渡す事ができました。ミッドランドスクエアと違って屋内の簡素な展望室なので、寒くなくて良かった。それにしても岐阜、山が近い街でビックリします。神戸みたいに海まで近いと言うわけではないけど、山のすぐ側まで8階建てくらいのビルがわりとバンバン建っているあたり、けっこう新鮮でした。もちろんここまで来ると、雪山もかなり近くに見えて綺麗です。そう言えば今年はボードに行き損なったなー。
折角だからお茶しようと思ったんだけど、こういうところには必ずと言っていいほどしゃしゃり出てくるゼットン系のレストラン『スカイレストラン forty three』は残念ながらティータイム営業はしていないとの事。ちぇっ。晴れた日だけでも営業してコーヒーだけでも出せばいいのに。ちなみにお値段はランチもディナーも結構高そうでした。岐阜をバカにしちゃあいかんって感じ。

…というわけで、短い時間ながらなかなか充実の岐阜訪問でした。今度来ることがあったら前もってちえぞうさんにいいお店でも聞いておこうっと。ちなみにタイトルは、少人数ながらなかなかの盛り上がりを見せていたFC岐阜サポーターの「らーらららららー、オウオウ、ぎ・ふ!!! 」という、何かと言うと「ぎ・ふ!!!」を連発する応援です。何かと言うと「グランパス!!!」というのもなかなか字余りですが、短いのは短いのでそれはそれでなんか面白かった。