ラブリィ L-28

[ラブリィ! Cute & Sweet J-Ballads]
みんなが、ア・イ・シ・テ・ル。みんな大好き!みんな歌える!あの曲も、あの曲も、あの曲も入ってる!!カワイイ女性アーティスト大ヒット曲満載で、思わずカラオケに直行したくなるCD!みんなが大好きなカワイイ曲、みんなが歌えるオシャレな曲満載のキュートなバラード集。 【amazon紹介文】

えーっと、恐らくはバレンタイン前の季節モノなんでしょうか。CMを見て何と言うか、アドレナリンが出まくりました。あー、コンピ盤ブームもここまで来たか、っていう。「っていうかマジでー? 超懐かしすぎるし!!!」と思わず90年代ギャル語で叫んでしまったセレクト。すごすぎる。っていうかあざとい。サブタイトルに“sweet”が入ってるのも、ターゲットを28才女子としている(らしい)雑誌の『sweet』を連想させるし!
しかし、だからこそ苦言もあえて呈したい。まずトータルで見て“ballads”って要素が希薄すぎるし、あとELTとglobeは2曲ずつもいらない。具体的には、どちらかと言うとちょっと淋しい『Time goes by』は抜いて今井美樹の『PRIDE』くらいを入れておきたいし、『FACE』の代わりは何といってもジュディマリの『そばかす』が欲しい。やっぱ“ラブリィ”がテーマなら「情けないようでたくましくもある」より「カエルちゃんもウサギちゃんも笑ってるの」じゃない?(とか言いつつ、『Over Drive』か『クラシック』『LOVER SOUL』辺りでも可だと思う。ともかくラブリィと言えばジュディマリでしょー!) 
あとこれだけ小室プロデュース曲が大挙して入ってるのに私たち世代のザ・グレイテスト・ガールズ・アイドル・アムロが入っていないのは淋しすぎるところです。篠原涼子が女子ウケ女優としての地位を得た今『恋しさと〜』を削るのはちょいはばかられるから、ここはまあ『SWEET 19 BLUES』 かパンダメイクが可愛かった『a walk in the park』あたりを純増で対応してほしい。あとついでに、こないだその安室ちゃんがカバーしてたNOKKOの『人魚』も入ってればなおラブリィ。とにかくここまで来ればレッツゴートゥ90年代カラオケ合コンをコンセプトに、あんまり淋しい曲やハードな曲は入れない方がよりコンセプトに近いと思うなー。セールス的には劣るけど、初期のあゆなら『SEASONS』より『TO BE』か『appears』の方がより絶対オトメ度が高いし…。
というわけで色々と文句も多い上、ちょっと前の極私的第四次小室ブーム時に買っちゃった小室コンピと何曲も重複してるため私はこのCD、買いません(あ、でもホワイトデーのお返しなら大歓迎です☆・笑)。ただ、これを元に同コンセプトで一枚自分で作ってみたいなぁとは思いました。“R35”ならぬ“L28”で、いかがでしょう。

ラブリィ! Cute & Sweet J-Ballads

ラブリィ! Cute & Sweet J-Ballads