ショコラ寸評2008

さて、毎年書いてる気もするバレンタインネタです。私はこのイベントが好きです。本命っていうかその時一番心をこめて贈りたい人を想いながらチョコを選ぶのはもちろん、やに下がった妻帯者のオヤジ(この場合、20代でも妻帯者でオヤジ臭ければ“オヤジ”です)を見るのも好きだし何より単純にチョコレートが好きです。大量のチョコレートを一気に試食しまくれるなんて、素晴らしい。ホント。
今年は三越松坂屋に行きました。松坂屋はMyカードで何でも割引になりますが三越は特設会場分は一切割引等効かないので注意が必要です。世知辛いなー。気になる内容はと言うと…去年とは違ってメリーやゴンチャロフが300円台の可愛いチョコをたくさん出してくれているからバラ撒き用には事欠かないんだけど、今度は中庸な感じ=5個入り500〜600円でえらく豪華に見える、箱がシック&しっかりしてて味もいいチョコ、っていうのが殆どなかったなー。あとコルドンブルーとかトゥールダルジャンとか、バブルの香り漂うブランドチョコも美味しい割にお手頃だったのに今年は売ってすらいなかったし。なかなか上手くはいかないものですね! あとショコラティエもの、ユーロ高もあるのか高い…ほんと高すぎる…。ロジェを見てしまうとピエールエルメもジャンポールエヴァンも安く見えてしまうから恐ろしい。もはや若かりし頃勝負チョコと言われていたゴディバなんて子供のおもちゃにしか見えない、それくらい高い。しかし本当に美味しいのかしら? 食べてみたいけど、恐ろしくて手が出ないよー。
っていうかホント、昨今の、特にショコラティエものなんて自己満足以外の何者でもないよねー。彼に、じゃなくて自分にご褒美、っていう。それ以外の何だって言うんだ。そもそも世の中の男子なんて、そんなにチョコのブランドに詳しくないと思うし。
…というわけで、そんな中から今年のベスト3を勝手に選んでみました。
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[:W200]
右)ピエールマルコリーニのバレンタインパッケージ、4個で1,500円くらい。ものすごく小さいけど箱がいつになく淡いピンクだし、中身も可愛いロゴ入りだったりズバリ王道のハート型ありでラブリー。ブランド的にも、ミッドランドスクエアに行列の出来るチョコレートパフェ屋があるため名古屋でも結構浸透していると思われる。本命なら、Over10,000円の、相手が欲しがってる小物にこれを付けて贈ると丁度いいんじゃないかなー、特に独身一人暮らしの男の子なんて、そこまで甘いもの10個も15個も要らないと思うし。今年の王道。
中)ローマの空港免税店にはちゃんと常設ショップがあるアルマーニドルチェ、同じく4個で1,500円くらい。マルコリーニよりも箱ががっしりしていて高そうに見えるので、チョイ悪願望のある男友達にサラッとあげるならこれで決まりでしょう。売り切れだったけど、ハートモチーフが入った9個入り3,000円台のも「密かに本命なのよ」って感じでクールで良かった。昨年に引き続き、これみよがしだけどやっぱりクール&スウィートなブランド。
左)ゴンチャロフのバレンタインパッケージ、ピエリドショコラ。3個で630円。ストーン付のリボンも可愛いし、中身もリシャールをパクった感じで可愛い。年下の同僚くんに贈りたい、今年のベストオブラブリー義理チョコ。ゴンチャロフは他にも安くてそこそこ美味しくてパッケージも適度に洗練されたものがたくさんあった。
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しかしいやあ、年に1回のイベントなんだけど、テンション上がるわー。それはそれは、もう鼻血が出そうなくらい…って単にそれって試食のし過ぎな気もするけど…。