今さら12月号

「お正月くらいは日本で!」がポリシーだった私ですが、珍しく年初に海外へ行こうと思っています。1月2日発の南イタリア激安ツアーを見つけてしまったからなんですけど。
最終日のローマでは「かったるい御仕着せの市内観光なんてとっとと抜けてお買い物しようっと」などと思っていたら、どうもそれが日曜に当たるようで辟易しています。ぐうたらなイタリア人は日曜営業しないからね…。かろうじてグッチ・プラダくらいはやっているみたいだけど、お目当ての普通の服の買い足しはできそうにない(マックスマーラアルマーニジーンズすらアウトみたい)。ううう、こうなったら思い切ってストイックに『最後の審判』でも観にいっちゃおうかしら。事前にエージェント経由で予約しておかないと行列だらけで、それはそれで徒労に終わるネタだけど。まあ、だから2回行ってて一度もシスティーナには行ってないんわけだけど…ってああ、これはこれで日曜礼拝があるからダメなのか。がっくり。
そんな話を母親にしたら「あらママもローマは5回行ってるけど、お買い物がしたくて最後の審判もカプリもポンペイも行ってないわよ。1ドル360円時代だから大したもの何も買ってないのにねぇ…」との事。血は争えませんねー。どうせなら奮発してヴィトンかエルメスでも買っていてくれたら今頃ヴィンテージで私も使えたのに(笑)
そんなこんなでイタリア旅行特集の別冊付録に惹かれて購入した『Oggi』12月号を今頃読んでいたら、毎月連載の“読者の預金通帳を見せるコーナー”に出てくる『名古屋で両親と同居中のメーカーOL・F子さん(来年秋に結婚予定)』の生態があまりにも私と色々似ていて驚いています。昔ここの出版社でアルバイトした事もあるし、私だと思われたらどうしよう! 結婚なんて全然決まってないのにっ(笑) でも、飲み会とジムとお稽古だらけの日常で来年の11月の結婚だけは決まってる(=「デート」「お式の打合せ」をしている気配がない)ってどういう事なんだろう。遠恋とか? しかも着付けを習ってる辺りから推測するに、E子と同じように彼が海外赴任中だったりするのかしら。
そして最後の「実はF子さん、それほど結婚にノリ気ではない。愛車と愛犬のいる実家から離れ、飲み会や旅行も減らし…。結婚までの1年は、それらに代わる『結婚のメリット』を探すことが問題だ」という記述にちょっと違和感を覚えました。経験上、こういうのってある程度はライターさんが脚色してるのは事実だけど、それにしても100%フィクションにしては妙に生々しすぎる。私以上に負けず嫌いな(少なくとも『勝ち犬』にこだわってる辺り全然違う)彼女、そんなんで本当にええのん? 何か彼がかわいそうだよ。