ニガテなの

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あー一週間長かった。突然他部署(現場系)の上司が『通訳が足りない!』とか何とか言って(まさか雇うのをケチっただけ?)通訳業務が入ったせいで疲れ果てていました。相当ムチャクチャなスケジュールで通常の半常駐先での仕事と自分の工場での通訳の仕事をかけもちしたり、一方ではこないだ一緒に妻籠・馬籠に行った人たちが再来日してて「今週末は東京へ遊びに行くんだ。六本木で泊まるんだけどモーターショーへはどうやって行ったらいいのか」「のぞみとこだまじゃ運賃はどれくらい違うのか」とか聞かれたり、普通の仕事は仕事で朝の7時出社で現地とトラブル対応法を相談したり、とりあえず働いてる殆どの時間英語で喋っていた事になります。ちょっとびっくり。
それにしても「私はつくづくエーゴ苦手だわ」って事を思い知った一週間でした。ややこしいテクニカルタームを連発されるのについていけないのはもちろん、「ひっかく」「こすり落とす」「掻き取る」をそれぞれ英語でどう表現するのかさっぱり思い浮かばない。しまいには普段は何とかなってる筈の普通の会話ですら文法ボロボロ。もともと英語が苦手で嫌いだから大学も社会学専攻に絞って受けてたし、就活の時もガンとして外資は避けてたはずなのに、何なんでしょうね、この現実は。宿命か。やだなあそんな宿命。
自分で嫌になるような下手な英語喋ってるか移動してるかって感じの生活の反動から、i-podに入ってる洋楽を聴きたくないのとせめて楽しかった先週(もはや遠い昔のよう)の熱狂を思い出したいのとでこんなコンピをレンタルして移動中ずっと聴いてたんですけど、聴いてて疲れちゃって逆効果でした。私の場合基本的に似たような黒いパンプスを10足以上持ってるような人間だから、「ちょっとずつ違う似たような曲」が続くのは別にいいんだけど、やっぱイケイケ系アレンジのシングルが何曲も続くと通して聴くには苦しい。小室サウンドの摂取は計画的に! そして改めて「リズム→オケ→メロディ→詞」の順に作ってるのは重々承知の上で、詞の英文法がヤバすぎる。気付けば「なんぼなんでも『feel like』の後に来るのは原型じゃなくてingだろ」とか高校時代よりは若干進歩したらしい英文法力で突っ込みを入れたり、結局英語に関する悩みはアタマから離れてくれないのでした。ああ。…来週は中森明菜の『艶華』(演歌カバー集)を移動中の友にしようと思います。…それなら英語がなさげだから。