中山道紀行・日本の可愛らしい村々をめぐる

moeringal2007-09-09

来日中のカナダ人を連れてドライブ。っていうか実は、休日を使って海外来客をアテンドするの、初めてなんだよねー。営業企画にいた頃はしょっちゅうご飯や飲みに連れて行ったりはしてたけど、休日は駐在帰りで家族全員そういうのに慣れてる家族持ちか、独身寮or一人暮らし組に任せっぱなしだった。だって経費も休日手当ても出ないんだぜちくしょー。ま、いいけど。
相手のリクエストは「Japanese Cultureを感じられるところ」。京都は前回来日時とか前日とかに行ったそうだし、あまり遠いところは明日に差し支えるし、世界遺産白川郷は私が個人的に先月行ったばかりだし、うーーーーーーん…とちょっと考えた結果、中学の遠足で訪れたきりの妻籠・馬籠に行くことを思い立ちました。うん、あそこなら小ぢんまりと日本らしいかも。ウェブで調べると、そこそこ外国人の来訪も意識してそうだったので、アッサリ決定。
さて妻籠・馬籠。今日のメンバーのカナダ人は香港とか台湾とか、大雑把にくくれば中国系の人達3名だったので、パッと見は日本人グループにしか見えないんだけど、外国人だと知ると皆ものすごく優しくしてくれました。最低限の地図やリーフレットは英訳があるし、白川郷よりは若干近いし、コレはコレでオススメかな。似通った中山道の宿場町ではあるけど、私もドイツで『ロマンチック街道紀行・ドイツの可愛らしい小さな街をめぐる』などと銘打ってハイデルベルク・ローテンブルク・ディンケルスビュールと回ったけど、それぞれ楽しかったのと同じような気分で。実際、日本慣れしてるリーダーのリウさんは、妻籠の後に馬籠に行ったら、「すぐ近くなのに、随分こちらはコマーシャライズされているね! でも、こっちはこっちで坂があるから趣があるけどね」と言っていたし、「似たような街だけど、宿場町から宿場町を渡っていく昔の日本の旅人の気分を想像してね」などと説明していた私自身も楽しめました。ちなみにリウさんが言うとおり、藤村記念館だけではなくこじゃれ感のある和カフェなんぞもあるのが馬籠、より鄙びてるのが妻籠です。
写真は、それぞれの名前を入れてもらった笠をかぶってお土産屋さんを物色する3名。何か外国人観光客って感じで可愛かった。