残暑見舞い

DMじゃない残暑お見舞い、なるものを久々に貰った。相手は、成人式以来会っていないながらお互いの妙な義理堅さで年賀状のやり取りだけは延々続けている小学校時代の友人・Aちゃんである。
「突然ですがお知らせがあります。実はいろいろあって離婚しました(汗)」なにーっ!!! 何を隠そう学生時代の同級生で(つまり早婚ラッシュな社風の会社同期は除く、って事ね)真っ先に結婚したのがAちゃんなのだ。確か大学卒業して2年目かそこらだったんじゃないだろうか。
幼稚園か小学校の先生になりたい、福祉関係の仕事をしたい、と言っていて、実際に幼稚園教諭と小学校の教員免許の両方を取得できる短大から福祉関係の四年制に編入したAちゃん。行き当たりばったりに入社した堅いメーカー仕事を大卒後ずっと続けているのが自他共に「奇跡」だと言われる浮き草な私とは正反対に、堅実で真面目なAちゃん。そんなAちゃんが離婚だとー。
「しばらく実家でお世話になる予定なので近くなるネ」と軽く結ばれてはいたけれど、「今は自分らしくいられること、心の底から笑えることの幸せを感じています」という言葉が引っかかる。彼女に一体何があったのだろう。もちろん、今彼女は幸せなんだから、それで十分なんだけれど。