月9ぐらいでは夢を見たいんだ!

いきなり吼えてしまいました。すいません。ストレートに今日最終回だった山下智久&長澤まさみ主演のドラマ『プロポーズ大作戦』の事です。ちなみに内容はと言うと、「小学校〜大学までつかず離れずの幼なじみ&初恋の彼女が結婚してしまう!いざとなるとそれは嫌だ!俺は彼女と結婚したいんだ!せめて一回告白がしたい!!!」と思った山ピーに結婚式場に棲み付く妖精(三上博史。味があってナイス)が現れて、告白できるように過去へタイムトリップさせてくれる…という荒唐無稽な話。いやあ、第2話以降延々と、高校・大学・社会人と続く回想とタイムトリップの単調な繰り返しだったお陰で時々抜けながらも割とキチンと観た気になってたんで、バッチリ残業も20時前に切り上げてダッシュで帰りましたとも。っていうかこれだけ単調に「告白しようとする→失敗する」の連続だと、「もしや最後まで告白できないまま終わっちゃうのかしら…?」と不安になるわけです。「コレだけ引っ張って何もなかったらこのドラマ何の意味もないよねえ!!!」と母も途中から苛立って来る始末。あれ、もしかしたらママってば何か連想するものでもあるのかしら? (注:母と父は高校時代に偶然知り合い、その後つかず離れず時には音信不通の友好的知人関係を続け、20代終盤に偶然再会したのをきっかけに結婚した)
個人的には、『フジの月9』くらいでは夢を見たいんです。現実はそりゃあ厳しいし、あんな恋愛力のない山ピーよりも大人で優しくて決めるところは決めてくれる藤木直人の方がいいに決まってるんだけど、せめて月9という公のハレの場では、ハッピーエンドの夢が見たい。やっぱり月9で『プロポーズ』をタイトルに冠するからには、道路工事に励む冴えない男に対して美しいウェディングドレスの女が走ってくるくらいの非現実感が欲しいわけよ!
…すいません、ここまでエキサイトする気はさらさらなかったんですけどつい力が入ってしまった。まあそれくらいじれったい話だったわけです。え、結末? そりゃあ、『101回目のプロポーズ』に比べて随分控えめで遠回しだったけど、まああんなもんなんじゃないでしょうか。特筆すべき展開はなかったけど、まあ、あれなら納得かなあ。