趣味と実益と感謝

moeringal2007-05-12

男のマザコンを許すか許さないか、というのは割と年頃の女性にとって重大な問題ではないでしょうか。私などは、「T海(※名古屋では有名な進学校。男子校)の男はマザコンだでいかん。興味ない。男なら共学かN学院だ」と中3にして言い放っていた事が先日整理していた日記にて発覚しました。なんちゅうガキだ。それってステレオタイプな偏見で、T海のマザコンじゃない男子諸君に失礼じゃないか。実際まあ、その某T海高校の男子学生と私の間に何かいいコトなんて高校在学中を通して起きなかったわけだけど。
しかし今、私は思う。やっぱり人間、余程の仕打ちを受けていたならともかく、最低限は親に対して感謝の気持ちを表した方が人間としてまともなのではあるまいかと。すなわち、最低限であればマザコンの気があっても人間臭くてそれはそれで認めるべきではないかと、そう考えを改めてみました。単に、およそマザコンとは無縁そうな同僚が毎年母の日に故郷の母親に花を贈っていることが発覚して仰天しただけなんだけど。
…というわけで私も母の日プレゼントをすることにしました。「最近moeちゃんはお稽古でいっぱい色んなお花をうちに持ってきてくれるから別にいいわよ」と母に予防線を張られていたので、あえてサプライズで。お店は友人の中でもセンスの良いインテリアコーディネーターakoちゃんが「お花を習うならココって決めてる!」と言う某フラワーショップで、予算3,500円という事だけ伝えてお任せで作ってもらいました。うーん値段の割に小さい…でも確かに箱も可愛いし、センスいいなあ。
さて気になる母の感想はと言うと、極めてリアクションが薄かった。「や、全然期待してないからさー」と一言。でもきっと、「どうせこの娘は自分がこの店のアレンジを見たかったから注文しただけだな」と見破っていたのかもしれません。ちぇっ、いいじゃん別に。一応感謝してるんだからさー。