独身王子に聞け!!!

という本があります。内容はまあ、「負け犬の遠吠え」のカップリング・ウィズって感じで、そんなにキモくなくダサくなく稼ぎもそこそこな独身30代40代男性のライフスタイルを描いた本で、まあ内容が人生相談というよりはマーケティング寄りという性格上、ライフスタイルものだからこそ『トホホ』な匂いが可愛い「負け犬〜」に比べて『僕ってステキ★』な論調なんですが、いや立派にこいつら「オスの負け犬」だろ。…というのは置いておいて。私も20代終盤の独身女性なので、やはりそういう意味で知り合うのは『オスの負け犬』『独身王子』と呼ばれる種族の方が多くなります。ちなみにこの辺の域に来ると、20代で結婚している男性陣に比べて明らかにオシャレだったり遊び慣れていたり、魅力的な方が多い。恐らくは『結婚して束縛されるのはイヤ』系か『若くて可愛い子と結婚したい』という「負け犬〜」で言う所の『ダレ男』『ジョヒ男』に相当する種族なんだけどさ。
そんな独身王子様というかオス負け君と言うかを見ているうちに、ある種の共通の指標と言うべきものがある事に気付きました。この愛知県と言うコンサバな土地柄における指標すなわち彼らの高め推移の可処分所得の中での『ゴール』、それはマセラッティの車。若いうちは『ポール・スミスのインディビジュアルオーダーのスーツ』『(ジョルジオ)アルマーニのコート』など若干のバリエーションが見られるものの、30代後半において、彼らの嗜好は共通してあのヤクザなエンブレムに向かっていく模様です。っていうかト●タ自動車会社員、大病院の勤務医、セレクトショップ経営者…とプロフィール的にも性格を異にする皆様の共通項なんだからすごい。
…というわけで今日は、今年めでたくアルファロメオからマセラッティに買い換えたちょいワル親父系独身王子の知人・M氏が経営する某セレクトショップの先行セールに行って来ました。M氏とも久々におしゃべり。っていうか顔を合わせたくなかったのに(あれこれ薦められるから)、結局サイズやカラバリ出してもらっちゃったりしながらワンピに膝丈パンツにワンピ2枚も買っちゃったじゃないのよ、もう。
あーNYに行きたい。(←テレビで「ホーム・アローン2」を見て再燃してるらしい)