【勤労感謝の日スペシャル】現代における結婚と愛

タイトルはうちの大学に数年前あった人気一般教養科目の名前です。あのセンセイ、今でも生きているんだろうか。内容はそれとは全く関係ないので、こういう系のタワゴト嫌な人はスルーして下さい。でも書く。
30代女性の独身比率が3割(国勢調査ベース)ってほんとなんでしょうか。あと、国勢調査より精度は落ちるけど首都圏の30代男性の半分は独身とか。ハッキリ言ってうちの会社(愛知県・メーカー)ではそれって考えられないんですけど! 同期男子(28〜31才くらい)の既婚比率は既に9割を突破、同期女子はやや比率落ちるので省略するとして1年下の女子(26〜28才)も既に8割以上既婚ってすごい比率だ。私なんか既にオールドミス気分全開なんだけど、世の中トータルで見るとこんなもんなのー?
そんな中、最新結婚情報であるところの1年下のY嬢の結婚は周囲のオジサマ達の間でちょっとしたセンセーションとなった。以下、本人から聞いたわけじゃないので伝聞になるんだけど、その結婚の概略は以下の通り。ちなみに旦那の会社は収入はそこそこながらいわゆる常識の範囲、少なくとも夫の家が余程の資産家でもない限り客観的に見て『セレブ婚』と言えるほどではない模様。

・お相手は2才年下の福山雅治似。自然とアウトドア好きなジャニーズ系ナイスガイ
・同上、近隣の最大手自動車部品会社社員。ちょいエリ安定って感じ?
・同上、皆がいない方が仕事に掲できるタイプで、フレックスを最大限活用し、朝6時出社/16時退社している
・Y嬢は結婚後は速やかに退職する意向(注:最近のうちの会社の傾向として、社内及び近隣の関連メーカー社員と結婚した女性は、大抵の場合当面勤務を続ける)
・退職の理由は「彼が家に入って欲しいと言ったから」
・お相手の結婚における希望は、「売っているお惣菜を食べるのは嫌いだから、ご飯は3度3度、決まった時間に都度家で作って欲しい。社員食堂は好きじゃないからお弁当も持たせて欲しい。残業とかで17時以降に会社を出なきゃいけない事情が出て来そうであれば、無理して仕事続ける必要はない」。そりゃ無理だよなー。うちの部署、8-17時鉄則って感じだし。

どうでしょうか。「いくら相手が福山でもそこまで思いきれるか」と自問自答する女性陣(既婚者含)とは正反対に、オジサマ達の反応はほぼ一様に拍手喝采。挙句に私にまで「おい、お前頑張れよ!コトブキ退社目指すんだろ!」と言ってくる始末。・・・誰が言ったんだそんな事。まあ確かに、見渡してみると周囲の既婚者全員奥さんはすんなりコトブキ退社&その後も専業主婦だから、それ以外の価値観を心の奥底では認められなくて、だからこそオーセンティックなコトブキ退社に対して拍手喝采したいのかもしれないけど。あと、これは既婚・未婚問わず、大半の周囲の男性にとって、「毎食すべて手作り&愛妻弁当」は潜在的な夢みたいだし。
「まあ、相手が『仕事続けて欲しい』っていう場合もありますからねー。相手次第ですよねー」と軽く流しといたけど、でも、実際「本当は主婦業に専念したいけど、彼が稼いでくれって言うから辞められないの〜」って言ってる子もいるんだけどなあ。それってホント、相手次第な面もあるよね。私だって、相手によっては一日3食添加物なしオール手作り専業主婦になるかもしれないし、専業主夫とは名ばかりの無職ダメ夫を食わせるため毎晩残業バリバリするだめんずキャリアになるかもしれない。
あっ、でも皆さんの希望的観測とは裏腹に (?)「寿退社」って形の退社はないかなー。何となく、ですけど。