雑誌「anan」2006年10月25日号に寄せて

moeringal2006-11-05

帰ってきました。有給くっつけて(こっそり)奥地へ足も伸ばしてきちゃいました。…えーっとですね。
パンダ紀行は大変ですよ皆さん。
JTBや近ツリが可愛いイラスト付きのパンフでツアー出してたり、ちょっと前に出てた「anan」でスウィングガールズこと上野樹里嬢が可愛いグラビア撮ってたりするのに騙されちゃあいかん。道路拡張工事中とは言え(ひたすら原始的にツルハシ使ってたり、いつ終わるかわからん)まさにオフロード、道なき道を行き、3時間のあいだ1センチも動かない渋滞に巻き込まれたり、巨大な石が落石していたりするものすごい山道を行かないと『パンダのふるさと・中国大熊猫臥龍保護研究中心』臥龍にはたどり着けないんだから!!! まじで今までの旅行の中で一番生命の危険を感じました。 ベースになる四川省省都成都からたった120キロの道程なのに、朝7時に出発してホテルに戻れたのは夜中の1時。勘弁してくれ…。パンダは確かに死ぬほど可愛いし、その中でもこどものパンダに直接さわれる機会は滅多にないので、パンダ好きな人は絶対行くといい場所ではあると思うけど、臥龍はホントに、ホントに覚悟決めて行った方がいいですよ!!! 成都の郊外にある『成都大熊猫繁育研究基地』でももう少しお金が高い程度で同じようなパンダ体験ができるらしいので、あと2年はそっちの方がいいんじゃないかなあ。ちなみに成都は広州や上海や北京まで行けばバンバン飛行機が飛んでて、西武デパートやヨーカドーもある、そこそこ洗練された1000万人都市なので、そこまで行くのは「安・近・短」の範囲内だし。
でも、何だかんだでちょっと気分転換と言うか、ものの見方が変わったのは事実です。どん底は脱したと言うか。
公私共に、気合を入れなおして頑張っていこうと思います。