愛知の車窓から・パート3 〜コスモポリタン西三河〜

真面目に日記を書こうとするとお昼は『丸源ラーメン』豊田下市場店で黒とんこつ食べて(煮卵甘すぎ)会議一本出て自分のオフィスに戻って、みたいな感じになってしまうので、帰り道に強烈に思ったことを書きます。久々のあのシリーズで。本日は私が毎日乗ってるメジャー路線、JR東海道線です。東京から熱海・静岡・浜松を経てつながっているアレです。その中でも名古屋〜岡崎間。この5年、一時通勤経路から外れていた時期があるにしても、地上を走っている電車としては最もよく乗っている路線なんですが。

いつからこの路線、こんな混むようになったんだろうか。特に朝の岡崎方面、夜の名古屋方面。本来のセオリーで言ったら朝の『都心→郊外』、夜の『郊外→都心』は、逆方面とは裏腹に空いている方がわかりやすい。っていうか東京時代はまるっきり、朝の東京方面は激混みで八王子方面はがらがらだったし。…ところがこの路線は違うのだ。メチャクチャ混む。通勤時間が丸ごと音楽鑑賞タイムになってるのは文庫本を開くのもキツい状況になってきたからで、ぶっちゃけぎゅうぎゅう詰めで乗れないくらい混む。っていうかこの乗車率で4両はないだろー!って感じ。5年前はこんな風ではなかった。何で? …理由はいくつか考えられる。

① 某自動車メーカー及び西三河地方の部品メーカーが軒並み好調で雇用が拡大中、はまず基本である。っていうかナゴヤ経済は大丈夫なのか?ナゴヤ経済=ニシミカワ経済じゃないのか???と私などは思ってしまう。岡崎のM自動車もどん底を脱して稼働率を上げていく=雇用を増やすようで、この傾向は今後も続くと思われる。ちなみに車通勤がもちろんメインではあるんだけど、渋滞がすごすぎて電車の方が早いのも現状。
② 飲酒運転の取締まり強化。これは世の中全般もえらい騒ぎになってるけど、そういうわけで自動車メーカーは尚のこと厳しい。「0」のつく日は社員は早出して『シートベルト』『イエローストップ』の札を会社近辺の道路で振り回して交通安全運動である。ちなみに事故なんか起こそうものならこの地域で総従業員数30万人と言われるTグループ各社で個人情報スレスレの『事故情報』が出回る上、さらに厳しい処遇も待ち構えている。っていうか飲酒運転で事故なんか起こしたら多分一発懲戒免職(知らないけど)。…というわけで飲酒運転する人は会社でもほぼ皆無に近くなった。
③ 国際化。これらのメーカー、海外の子会社からの出向者を大量に受け入れているのが現状。名古屋市内のホテルに泊まっている出張者も含めて、何となく電車通勤をする外国人、大量増加中。
④ これらのメーカーで「溜まっている」男性社員がお世話になっていると思われるフィリピーナのおねーちゃんも大増加中。

今日の帰りも私の周囲はアメリカ人&もと駐在員と思われる英語が達者な50代オッサン、インド系OL、フランス人&タイ人のコンビでした。そしてそれぞれ、仕事の話を英語でしてたりする。あの、失礼ですけどこの路線で開発や商談の細かい話しちゃダメですよ、業界事情も英語もわかる人、この路線じゃ少なくないんだから。それからJR東海様、頼むから車両増やして。乗れないから。
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関係ないけど今TV見てたら、竹中直人小沢健二&スチャダラパー今夜はブギー・バック」を歌っていてびっくりした。やっぱり名曲だなー、と思っちゃった。