家族の話

父方の祖父の一周忌。同時に、今日は生きていれば祖父の93回目の誕生日にも当たる。そう言えば去年の今日、直系の親戚一同で八事日赤の病室に集まって「お誕生日祝い」をしたのを思い出す。それからわずか数日後に、祖父は命を引き取ったのだ。仕事の忙しさがピークだったのも重なって、精神状態が何となくどん底になったのも一緒に思い出す。
毎年お正月にだけ見た顔ぶれの人たちを含めると親戚がやたら多いせいか、自宅ではなく覚王山の『ルブラ王山』で行われた。祖父の誕生日やら祖父母の金婚式やらでさんざん来てる場所だけど、何のことはない、祖父母宅から歩いていける距離だからだ。ちなみに母方の祖父母宅はもっと近い。うちの父と母、何と犬の散歩で顔見知りになったのが一応の馴れ初めなんで、まあ犬の散歩コースがかぶる程度には至近距離なのである。お陰で、実はこの界隈は自分が生まれ育った名東区以上にファミリアだったりする。しっかし、最近住宅地としての路線価が高騰中で、「シラカベーゼ」には届かないまでも「ヤゴトジェンヌ」を抜いたというのは本当なんだろうか。実感ないなあ、確かに古い家とか多いけど。
和洋折衷の料理はやたら量が多かった。