ブラックスポットを狙え

わたくしmoeringal、男女比が極端に男性側に偏った会社に勤務して早5年半となるわけで、すなわち世の、ちょいと女性に飢え気味のメンタリティを持つ(妻がいようが彼女がいようがモテようが関係ないらしい)男性陣のえげつない会話を小耳に挟むことも少なくないわけですが、この週末はそのような事情から微妙に抵抗があった土地に行きました。その名も『納屋橋』。まあ、立地的にちょっとキーステーションから遠いってのもあったわけですが、「確かに饅頭もあるけど、女の子がむやみにその地名を口に出しちゃいけない。あと『岐阜』も」と同期にたしなめられていた地名です。っていうか岐阜って普通に県庁所在地なのにそんなもんなのか…。
結論から言えば、「そこそこアタリ」です。数年前から話題になってる再開発エリア「納屋橋キューブス」は、実はたった3軒と少々拍子抜けですが、悪くないです。「納屋橋」という橋もそこそこクラシカルで雰囲気も悪くないし、特に夜は雰囲気がいい。確かにそういった種類のお店も裏通りに散見されますが、川べりにこだわらなければ興味深いお店もたくさんあります。金曜にiwakoさんとこのブログのコメント欄でやりとりしてた通り、水のある景色ってやっぱりいいかも。サンクトペテルブルグの運河で下げた精神状態を堀川で戻す!!!(笑)お陰で、最近抱えてる問題は何一つ解決していないにもかかわらず微妙に上機嫌、気分はテイクイットイージーです。えへ。
ただこの辺、高級ホテル2軒(名古屋観光ホテルヒルトン)を至近距離に擁する上、さらに「バリラックスガーデン」なる謎のバリ式結婚式場まであるので、お日柄のいい土曜日なんかはどこもかしこも2次会貸切クローズ、なんて事もある。要予約必須と言う意味ではやっぱり難易度の高いエリアと言えるかもしれないのも付け加えておきます。


【CHINA5゚】 納屋橋キューブスの一角を成す、かぶらやグループの中華。味はまずまずで、大学生の勝負中華って感じも無きにしも非ず。シャネルの5番を模したロゴはいかにも全盛期の名古屋嬢を茶化していて可愛い。ちょっと前の最先端オサレインテリアもまずまずで、夜、窓際席がゲットできれば本当に雰囲気は悪くない。
http://www.kaburaya-group.co.jp/china.htm


【サイアムガーデン】 車で名古屋駅へ行く途中で昔から気になってた憧れのクラシックビル・旧加藤商会に入ったタイ料理店。ランチにしたんだけど、一番安いコースは当たり外れが激しそうで、私が食べたものはタダの中華五目焼きそばそのものだった。しかも隣の席が、男=場違いなアキバ系リュックサック装着の猫背・身長160センチ・名大医学部卒、女=中学高校時代の先輩、という超気になるカジュアルお見合いカップルで、気になって仕方なかったので、味の評価は難しいところ。『タイ国公認』のお墨付きを信じてもう1回夜チャレンジしてみたい。個人的には、建物だけで十分価値があると思う。
http://www.siamgarden.jp/