続・愛知の車窓から（ピーターパン海へ行く篇）

内海にある会社の保養所で、前の部署の常務の退任送別会。可愛がってもらったわけじゃなし彼自身に関してはどうでもいいんだけど、古いメンバーも集まるということで参加。
内海までは会社から直で電車で向かう。遠出なら誰かの運転する車、単独行動はもっぱら地下鉄圏内に限られる私にとって、名鉄はちょっとした冒険。っていうか社会人になるまで伏見〜八事間以外（それは地下鉄鶴舞線だ）名鉄の赤い電車って乗った事なかったし。
日が長いからまだ外は明るい。沿線は意外に見覚えのある景色ばかりで、色んな事を思い出す。半田の市街地やユナイテッドシネマ阿久比は去年すごく好きだった子と一緒に行った場所。野間になるともうちょっとさかのぼって、あーあれはウイルスで社内のＰＣがオールダウンして本社のシステム部との打合せがポシャった時だ。戻ってもやる事ないとか言ってそのままプロジェクトチームの先輩と遊びに来ちゃったんだよなあ。何やってたんだか。
なんか寂れた感じでいいんです、この路線。時間なかったから私は全席指定特急に乗ったけど、たぶん普通の快速とかだともっと風情があると思う。名古屋っ子にはメジャーな海の内海が、必要以上にさいはての海みたいに見えることですよ。
夜は飲んだり花火やったり男たちがマッパで海に飛び込んだり、まあ夏のはじけた泊まり飲み会そのもの。同期で一番軽くてカッコよかったYちゃんが、今や2才年上の嫁持ち子持ちで緑区に注文住宅建築中なのは、まあ改めて衝撃だったけど…。内定式で緑のベロアスーツ&金髪でピーターパンみたいだったあの自称・福山のYちゃんがねえ、顔周りにもちびちび肉がついちゃって。。。っていうかむしろピーターパン状態は私だよ。なんか周囲の動きにどんどん取り残されて行ってる。結婚無理ならせめてマンションくらい買うかなあ、仕事のモチベーションを上げる一環として、刈谷か大高あたりに（爆）